米消費者製品安全委員会(CPSC)は6日、2021年にリコールされた新生児用クッションで、その後さらに乳児2人の死亡例が報告されたとする警告を発しました。
問題の商品は、米コロラド州のメーカー「ザ・ボッピー・カンパニー」が製造していた「ボッピー・オリジナル・ニューボーン・ラウンジャー」など3種類です。15年12月から20年6月までの間に、使っていた乳児8人が亡くなったとして、21年9月に計300万点あまりがリコール対象となりました。
CPSCは当時、乳児が寝返りを打ったり移動したりした場合や、クッションが呼吸を妨げるような位置に置かれた場合、乳児が大人の枕などに転がり落ちた場合などに窒息の恐れがあると警告していました。