フランスで行っているテニスの全仏オープンで8日、男子と女子のペアで試合をする混合ダブルスの決勝戦がありました。日本の加藤未唯選手とドイツのティム・プッツ選手のペアが、カナダとニュージーランドのペアと試合をしました。加藤選手のペアが2−1で勝って、初めて優勝しました。

加藤選手は、女子のダブルスにも出ていました。しかし、4日の試合で、加藤選手が相手のコートに戻すために打ったボールが、試合を手伝っていた女の子にぶつかりました。大会は、危険なことをしたという理由で加藤選手たちを失格にしました。
優勝のあと加藤選手は「失格になったあと、とてもつらい気持ちでした。選手やコーチの温かいことばが力になって、ここに来ることができました」と涙を見せながら話しました。