千賀投手は10日、相手の本拠地ピッツバーグで行われたパイレーツ戦に中5日で先発し、立ち上がりから150キロ台の速球を軸にピッチングを組み立て2回まで得点を許しませんでした。
1点を先制してもらった直後の3回、2アウトから突然コントロールが乱れて3者連続フォアボールで満塁のピンチを招き、続くバッターに159キロの速球をとらえられましたが、センターのニモ選手がフェンスにぶつかりながら捕るファインプレーを見せ、無失点で切り抜けました。
千賀投手は4回1アウトからフォアボールを出したあと、内野のエラーが相次いで1点を失って追いつかれましたが、5回には得意のフォークボールで2者連続三振を奪い、大リーグで自己最長に並ぶ7回まで投げて1失点に抑えました。
球数は96球で奪った三振は6つ、フォアボールは4つ出しましたが、ヒットは2回までに打たれた2本だけで、防御率は3.34となりました。
メッツは7回に2点を勝ち越して5対1で勝って連敗を「7」で止め、千賀投手が勝ち投手で今シーズンの成績は6勝3敗となりました。