兵庫県淡路市で10年以上放置されて老朽化した巨大な観音像の解体工事が14日朝から始まりました。
1982年に建てられた「世界平和大観音像」は高さが約100メートルあり、観光スポットとして人気を集めました。
しかし、2006年に所有者が亡くなった後は放置され、老朽化で観音像の一部が落下するなど危険な状態が続いていました。
去年になり所有権が国に移されたことから解体されることになりました。
地元の自治会長:「災害や地震が来たら私の家が真下なので怖いなと思っていた。(住民からは解体が)ようやく始まってうれしいわって声が多かった」