20日は
1年で
寒さが
最も
厳しいとされる「
大寒」です。
福岡市の
動物園ではサル
山に「
露天風呂」が
用意され、
お湯につかるサルの
姿が
人気を
集めています。
福岡市動物園ではおよそ
50匹のニホンザルが
飼育されていますが、サル
山は
日当たりが
悪く、
冬は
体を
寄せ
合って
寒さをしのいでいます。
20日は飼育員がプールにお湯を注いで「露天風呂」を作ると、暖かそうな湯気につられてサルたちが次々と集まってきました。サルたちは肩までお湯につかって気持ちよさそうにくつろいだり、仲間どうし毛繕いをしたりして満喫していました。
子どもと一緒にきた31歳の母親は「赤ちゃんザルがお母さんのサルと一緒に露天風呂に入っていて、ほほえましかったです」と話していました。
飼育員の江崎幸子さんは「ことしは特に寒い日が続いていますが、サルたちが露天風呂につかる様子を見てほっこりした気持ちになってほしい」と話していました。動物園では来月末まで、毎週金曜日と日曜日にサルの「露天風呂」が用意されます。