23日、
1人が
死亡し、
11人が
重軽傷を
負った
群馬県の
草津白根山の
噴火で、
警察と
消防は、スキー
場に
取り残された
人がほかにいないか
改めて
捜索しましたが、
現場で
火山性微動が
観測され、
二次災害のおそれがあるとして
24日の
活動を
打ち切りました。
25日、
安全が
確認されれば
捜索を
再開することにしています。
23日午前10時ごろ、
群馬県の
草津白根山が
噴火し、
近くにある
草津国際スキー
場で
訓練をしていた
陸上自衛隊の
隊員8人に噴
石が
当たり、このうち
49歳の
男性隊員1人が
死亡しました。
また、残りの自衛隊員やスキー客ら合わせて11人がけがをし、このうち、自衛隊員2人は容体が悪化し、緊急手術を受けたということです。
警察と消防は、スキー場に取り残された人がほかにいないか改めて捜索するため、午前10時ごろ、およそ60人の態勢でロープウエーの山麓駅からスノーモービルや雪上車などで山頂付近に向けて出発しました。
捜索は、山頂に近く火口から噴石が飛んだと見られる場所の付近で行われましたが、その後、現場で火山性微動が観測されたため専門家と協議した結果、二次災害のおそれがあるなどとして、午後0時半すぎに24日の捜索を打ち切ることを決めました。
警察と消防は25日、噴火活動の状況を確認したうえで、安全が確認されれば捜索を再開することにしています。