原油価格が
上昇している
影響で、
今週のレギュラーガソリンの
小売り
価格は、
全国平均で
5週連続の
値上がりとなり、
灯油の
店頭価格も
18週連続で
値上がりしています。
資源エネルギー庁から
調査を
委託された
石油情報センターによりますと、
22日時点のレギュラーガソリンの
小売り
価格は、
全国平均で
1リットル
当たり
144.
6円と、
前の
週に
比べ、
1.
4円の
値上がりとなりました。
レギュラーガソリンの値上がりはこれで5週連続です。
また、灯油の店頭価格も全国平均で18リットル当たり1572円と、前の週より21円値上がりして18週連続の上昇となっています。
ガソリンなどが値上がりしているのは、OPEC=石油輸出国機構の加盟国とロシアなど非加盟の産油国が協調して減産を続けていることを背景に、原油価格が上昇しているためです。
今後の見通しについて石油情報センターは「アメリカでシェールオイルが増産されるという見方も出ていて、原油価格の上昇が落ち着いてきているほか、外国為替市場で円高傾向になっていることで輸入コストも下がるので、ガソリンなどの価格も一段落するのではないか」と話しています。