新潟県佐渡市で、
水道管が
破損して
広い
範囲で
断水している
問題で、
市内ではスーパーマーケットで
水が
品切れになるなど、
市民生活への
影響が
広がっています。
新潟県佐渡市では、
厳しい
冷え込みで
住宅の
水道管の
破損が
相次ぎ、
29日夜7時半の
時点で
全世帯の
4割を
超える
1万世帯余りが
断水していると
見られています。
このためスーパーマーケットなどで水や食料品が品薄になり、佐和田地区のスーパーでは、29日朝から水を買い求める客が増えて、わずか数時間で売り切れたということです。
また、すぐに食べられる総菜やパンなどもほとんど売り切れて品薄状態となっていますが、次の入荷の時期は未定だということです。
スーパーマーケットの本間英一郎店長代行は「足りないものを早く仕入れたいのはやまやまですが、どの店も商品をほしがっているので、なかなか難しいです」と話していました。
また断水の影響で市内では消火栓が使えなくなっているほか、病院や特別養護老人ホームの一部で入院患者や入所している高齢者が入浴できないなどの影響が出ています。
佐渡市は水道管の破損状況の把握を急いでいますが、現時点で復旧の見通しは立っておらず、30日も19か所の給水所を設けて住民への対応にあたることにしています。