世界的に
環境規制が
強まる中、アメリカ
最大手の
自動車メーカー、GM=
ゼネラル・モーターズは、2035
年までに
ガソリン車の
新車販売をやめ、
走行中に
排ガスを
出さない
電気自動車などに
切り替えて
いく目標を
発表しました。GMが28
日に
発表した
経営目標によりますと、ピックアップ
トラックを
含む乗用車の
新車販売で、14
年後の2035
年までに
ガソリン車を
段階的に
取りやめ、
走行中に
排ガスを
出さない
電気自動車や
燃料電池車に
切り替えて
いくとしています。
また、2040年までに製造などの事業全体でも二酸化炭素の排出を実質ゼロにすることを目指すとしています。
世界的に環境規制が強まる中、GMは電動化の推進を鮮明にしていて、今月上旬には電気自動車時代への転換の象徴だとして、GMのロゴを小文字のやわらかなデザインに変更しました。
アメリカでは今月就任したバイデン大統領が、電気自動車の普及を後押しする方針を示していて、GMのバーラCEOは声明で「環境に優しい社会の確立へ世界中の政府や企業とともに取り組んでいく」と述べました。
アメリカの最大手の自動車メーカーが発表した今回の目標は、日本を含む各国の自動車や部品メーカーに影響を与えそうです。