リーマンショックの後に富裕層に対する大規模な抗議活動が行われたニューヨークのウォールストリートで再び経済格差などに抗議する運動が沸き起こっています。
抗議運動の直接のきっかけはニューヨーク株式市場で起きたゲームソフト小売りの「ゲームストップ」株式を巡る売買です。
空売りでもうけようとするヘッジファンドとこれに対抗する個人投資家がSNSなどで連携して買い注文を集め、株価が乱高下しました。
背景には、財政出動でダウ平均株価などが史上最高値を更新するなどして富裕層の資産が増えている一方、サービス業を中心に失業者が増え、経済格差が鮮明になっていることがあります。