パナソニックは、太陽光発電の際に必要となる「太陽電池」の生産を島根県とマレーシアの工場で行っています。しかし、中国メーカーとの価格競争でシェアを奪われ事業は赤字が続いているため、関係者によりますと、2021年度中に生産を終了する方向で調整しているということです。
パナソニックは去年、アメリカの電気自動車メーカー「テスラ」と共同で行っていた太陽電池の生産を終了させていて、これで太陽電池の生産からは完全に撤退することになります。今後、スマートシティ向けに使う太陽電池は他社から仕入れることにしています。