日本勢は前日に1回目で大ジャンプを見せたもののスーツの規定違反で失格となった高梨選手など4人が出場しました。
高梨選手は1回目のジャンプで、着地でバランスを崩しながらこれ以上飛ぶと危険とされる「ヒルサイズ」の90メートルをマークしトップに立ちました。
2回目は、前日に優勝したスロベニアのニカ・クリジュナル選手が90メートル50の大ジャンプで、ここで暫定のトップに立ちました。
続いて最後に飛んだ高梨選手は向かい風の中、90メートルをマークし大ジャンプを2本そろえ、合計ポイント238.4で今シーズン初優勝を果たしました。
2位とのポイント差はわずか0.4でした。
これで自身が持つ男女を通じた最多勝利記録を58勝に伸ばしました。
高梨選手は「前日の結果をバネにした。今はなんと言っていいかわからないが、チームのサポートに感謝したい。自信のつく内容だったのであすもいいジャンプをしたい」と話していました。
このほか、丸山希選手が自己最高に並ぶ6位、岩渕香里選手が21位、勢藤優花選手はスーツの規定違反で失格となりました。