日本新聞: ミャンマークーデターから1週間抗議活動拡大軍の対応が焦点

ミャンマークーデターから1週間しゅうかん抗議こうぎ活動かつどう拡大かくだい軍ぐんの対応たいおうが焦点しょうてん

Feb 8, 2021 06:02

Furigana

ミャンマーでは軍ぐんがクーデターを実行じっこうしてから1週間しゅうかんがたちました。軍ぐんによる情報じょうほう統制とうせいが強つよまる中なかでも市民しみんの抗議こうぎ活動かつどうは拡大かくだいしていて、軍ぐんが今後こんごこうした動うごきにどう対処たいしょするかが焦点しょうてんとなっています。ミャンマーでは今月こんげつ1日にち、軍ぐんがクーデターを実行じっこうし、アウン・サン・スー・チー国家こっか顧問こもんやウィン・ミン大統領だいとうりょうなどを相次あいついで拘束こうそくし、非常ひじょう事態じたい宣言せんげんを出だして軍ぐんトップのミン・アウン・フライン司令しれい官かんのもと全権ぜんけんを掌握しょうあくしました。

これに対にたいして、市民しみんはSNSを通をつうじて抗議こうぎの声こえを上あげるとともに職場しょくばや学校がっこうごとにデモを行おこなうと、通信つうしん当局とうきょくはインターネット通信つうしんを一時いちじ遮断しゃだんする措置そちをとりました。

しかし抗議こうぎの動うごきは拡大かくだいを続つづけ、7日にちは最大さいだい都市としヤンゴンで数すう万まん人にんが街頭がいとうに出でてスー・チー氏しが率ひきいる政党せいとう、NLD＝国民こくみん民主みんしゅ連盟れんめいのシンボルカラーの赤あかいシャツを着きてスー・チー氏しらの解放かいほうなどを訴うったえました。