東京オリンピック・パラリンピックの
組織委員会は、
森会長の
女性蔑視と
取れる発言を
受けて、
理事会と
評議員会の
合同の
会合を
今週の12
日にも
開く方向で
調整を
行っていて、
有識者のメンバーから
発言についての
意見を
求める方針です。
大会組織委員会の
森会長が「
女性が
たくさん入っている
理事会は
時間が
かかる」
などと
発言したことを
巡っては、
森会長本人が
発言を
撤回、
謝罪しましたが、
国内外から
批判が
相次ぎ、
大会ボランティア
およそ390
人が
辞退するなど
影響が
続いています。
こうした中、組織委員会は、重要事項の決定や会長の選定などの権限を持つ理事会と、理事会の上部組織にあたる評議員会による合同の会合を近く開催する方針で、会合は、今週12日に開く方向で調整が行われています。
会合には森会長も出席する予定で、組織委員会はスポーツ界や経済界、国会議員などさまざまな分野の有識者がメンバーとなっている理事や評議員から、発言についての意見を求める方針です。
組織委員会は森会長の発言が不適切だったとしたうえで、ジェンダーの平等は東京大会の基本的原則の1つだとするメッセージを公式ウェブサイトに掲載しています。