東京オリンピック・パラリンピック
組織委員会の
森会長の
女性蔑視と
取れる発言などを
受けて、
大会を
支えるボランティアを
辞退する
動きが
広がり、10
日までに
少なくとも500
人を
超えている
ほか、
聖火リレーのランナーを
辞退する
人も
出始めています。
聖火ランナーでは、3
月25
日に
全国に
先駆けて
始まる福島県で
選ばれていた57
歳の
男性が、
組織委員会や
国などが
森会長を
擁護しているのは
納得がいかないとして、
参加辞退を
申し入れていたことがわかりました。
組織委員会によりますと、8日までに、お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳さんを含め2人が辞退したということで、森会長の発言に関連した聖火ランナーの辞退者は少なくとも3人となっています。
このほか、大会の運営を支えるボランティアをめぐっても、自治体が採用し、観客らに交通や観光の案内をする都市ボランティアを辞退する動きが広がっています。
▽最も多い東京都では9日までに少なくとも97人、このほか10日までに▽千葉県で12人、▽埼玉県で10人などと東京都を含む7つの自治体で合わせて126人から辞退の連絡がありました。
また、主に選手村や競技会場で活動する大会ボランティアについても、組織委員会は8日の時点でおよそ390人が参加を辞退していることを明らかにしており、大会に関わるボランティアの辞退を申し出た人は少なくとも500人を超えています。