日本新聞: ミャンマースー・チー氏15日が拘束期限軍の行動が焦点

ミャンマースー・チー氏し15日にちが拘束こうそく期限きげん軍ぐんの行動こうどうが焦点しょうてん

Feb 14, 2021 07:02

Furigana

ミャンマーで起おきた軍事ぐんじクーデターで、軟禁なんきんされているアウン・サン・スー・チー国家こっか顧問こもんの拘束こうそくの期限きげんが15日にちまでとなっています。スー・チー氏しの解放かいほうを求もとめる声こえが高たかまる中なか、軍ぐんがどのような行動こうどうに出でるかが焦点しょうてんです。ミャンマーでは、13日にちも、最大さいだい都市としヤンゴンや首都しゅとネピドーなどで軍ぐんに対にたいする抗議こうぎデモが行おこなわれ、これで大だい規模きぼなデモは8日にち連続れんぞくとなりました。

ネピドーでは、大勢たいせいの僧侶そうりょたちもデモに加くわわり、スー・チー氏しの写真しゃしんを掲かかげながら「スー・チー氏しと大統領だいとうりょうを今いますぐ解放かいほうしろ」などと声こえを上あげました。

スー・チー氏しとウィン・ミン大統領だいとうりょうは、今月こんげつ1日にち、軍ぐんによって拘束こうそくされたあと、それぞれの自宅じたくで軟禁なんきんされているとみられ、裁判所さいばんしょの決定けっていで、拘束こうそくの期限きげんは、15日にちまでとなっています。

これについて、スー・チー氏しが率ひきいる政党せいとう、NLD＝国民こくみん民主みんしゅ連盟れんめいの関係かんけい者しゃは、NHKの電話でんわ取材しゅざいに対にたいし「あすまでにスー・チー氏しが裁判所さいばんしょに呼び出よびだされなければ、拘束こうそくの根拠こんきょとされる容疑ようぎは無効むこうとなる」と述のべました。