Actualités japonaises: “持続化給付金の不正受給かかわった” 全国で509人摘発

“持続じぞく化か給付きゅうふ金きんの不正ふせい受給じゅきゅうかかわった” 全国ぜんこくで509人にん摘発てきはつ

Feb 16, 2021 05:02

Furigana

持続じぞく化か給付きゅうふ金きんの不正ふせい受給じゅきゅうにかかわったとして全国ぜんこくで509人にんが摘発てきはつされたことが分わかりました。

被害ひがいの総額そうがくは立件りっけんされた分ぶんだけでおよそ4億おく円えんに上のぼります。持続じぞく化か給付きゅうふ金きんは、新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうで売り上うりあげが大おおきく落ち込おちこんだ事業じぎょう者しゃを対象たいしょうに、中小ちゅうしょう企業きぎょうなどは最大さいだい200万まん円えん、個人こじん事業じぎょう主ぬしの場合ばあいは最大さいだい100万まん円えんが支給しきゅうされます。

一方いっぽうで、受給じゅきゅうする資格しかくが無なくてもうその申請しんせいをするケースが相次あいついでいて警察庁けいさつちょうによりますと不正ふせいにかかわったとして今月こんげつ10日にちまでに全国ぜんこくで509人にんが摘発てきはつされました。

被害ひがいの総額そうがくは立件りっけんされた分ぶんだけでおよそ4億おく円えんに上のぼります。

先月せんげつには慶應義塾けいおうぎじゅく大学だいがくの学生がくせいが不正ふせいを指南しなんしたなどとして詐欺さぎの疑うたがいで逮捕たいほされたほか、税理士ぜいりしや行政ぎょうせい書士しょし、それに税務署ぜいむしょの職員しょくいんなどが専門せんもん知識ちしきを悪用あくようして逮捕たいほされるケースも相次あいついでいます。

こうした場合ばあいの多おおくはうその申告しんこく書しょを作成さくせいしたり申請しんせいの代行だいこうを請け負うけおったりした見返みかえりに報酬ほうしゅうを得えていたとみられています。

警察庁けいさつちょうによりますと「軽かるい気持きもちで不正ふせいをしてしまった」などといった相談そうだんが全国ぜんこくの警察けいさつに寄よせられていて、これまでに3300件けんに上のぼっているということです。

警察けいさつ当局とうきょくは「学生がくせいや会社かいしゃ員いんなどがSNSや知人ちじんを通をつうじて安易あんいに不正ふせいに加担かたんするケースが多おおい。組織そしき的てきな詐欺さぎグループが関与かんよしている場合ばあいもあり今後こんごも摘発てきはつに向むけた捜査そうさを進すすめていく」としています。