日本新聞: 藤井聡太二冠が卒業間近の高校中退「将棋に専念したい」

藤井ふじい聡さとし太たい二に冠かんが卒業そつぎょう間近まぢかの高校こうこう中退ちゅうたい「将棋しょうぎに専念せんねんしたい」

Feb 16, 2021 18:02 0

Furigana

現在げんざい高校こうこう3年生ねんせいの将棋しょうぎの藤井ふじい聡さとし太たい二に冠かんが、「将棋しょうぎに専念せんねんしたい」として、1月末げつまつ、通とおっていた名古屋なごや市内しないの高校こうこうを自主じしゅ退学たいがくしていたことがわかりました。藤井ふじい聡さとし太たい二に冠かん（18）は去年きょねんの夏なつに、将棋しょうぎの八はち大だいタイトルのうち「棋聖きせい」と「王位おうい」を立て続たてつづけに獲得かくとくして、史上しじょう最年少さいねんしょうで「二に冠かん」となりました。

藤井ふじい二に冠かんは現在げんざい、名古屋なごや大学だいがく教育きょういく学部がくぶ附属ふぞく高校こうこうの3年生ねんせいで、卒業そつぎょうの時期じきが間近まぢかですが、日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめいによりますと「二に冠かん」達成たっせい後ごの去年きょねん秋あきから高校こうこうを自主じしゅ退学たいがくしたい意向いこうを学校がっこう側がわに伝つたえ、話し合はなしあいを進すすめ、1月末げつまつをもって正式せいしきに退学たいがくしたということです。

藤井ふじい二に冠かんは、退学たいがくを決きめたことについて、「タイトルを獲得かくとくできた事ことで将棋しょうぎに専念せんねんしたい気持きもちが強つよくなりました。秋あきに意思いしを固かため、数すう回かい学校がっこうと話し合はなしあいをしたうえ、1月末げつまつ日付ひづけで退学たいがく届とどけを提出ていしゅついたしました。一層いっそう精進しょうじんしていく所存しょぞんですので、今後こんごともよろしくお願おねがい申し上もうしあげます」とコメントしています。