米沿岸警備隊は、13日夜に首都ワシントン東のチェサピーク湾で座礁した台湾のエバーグリーンが運航する全長約330メートルのコンテナ船を安全に再浮上させる計画を進めています。
1年前には、同じくエバーグリーンが運航するコンテナ船「エバーギブン」がスエズ運河で座礁し、世界で最も重要な貿易大動脈の1つを1週間近く塞ぎ、世界のサプライチェーンを混乱させました。
コンテナ船「エバーフォワード」は一般貨物を積んでおり、13日にボルティモアを出港してバージニア州ノーフォークに向かっていたところで座礁したということです。沿岸警備隊によると、現在のところ同船はチェサピーク湾の航路を塞いでいません。
沿岸警備隊は「汚染の可能性」がないか同船を定期的に監視しているということです。