Báo tiếng Nhật: 【随時更新】ロシアウクライナに軍事侵攻（22日の動き）

ロシアによるウクライナに対にたいする軍事ぐんじ侵攻しんこうが続つづいています。

ウクライナの各地かくちでロシア軍ぐんとウクライナ軍ぐんが戦闘せんとうを続つづけていて、大勢たいせいの市民しみんが国外こくがいへ避難ひなんしています。戦闘せんとうの状況じょうきょうや関係かんけい各国かっこくの外交がいこうなどウクライナ情勢じょうせいをめぐる22日にち（日本にっぽん時間じかん）の動うごきを随時ずいじ更新こうしんでお伝おつたえします。

（日本にっぽんとウクライナとは7時間じかん、ロシアのモスクワとは6時間じかんの時差じさがあります）

ウクライナ東部とうぶマリウポリ市民しみん3000人にん以上いじょう死亡しぼうか人権じんけん団体だんたい報告ほうこく

アメリカに本部ほんぶがある国際こくさい的てきな人権じんけん団体だんたい「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は21日にち、激はげしい戦闘せんとうが続つづくウクライナ東部とうぶのマリウポリの状況じょうきょうについて報告ほうこくをまとめました。

この中なかでは、20日にちに市しの幹部かんぶから聞きいた話はなしとして、これまでに3000人にん以上いじょうの市民しみんが死亡しぼうした可能かのう性せいがあり、人口じんこうのおよそ半数はんすうに当にあたる少すくなくとも20万まん人にんが市内しないに残のこされているとしています。

そのうえで、マリウポリから避難ひなんした人ひとたちに独自どくじに聞き取ききとった内容ないようとして、ロシア軍ぐんの包囲ほういが始はじまった今月こんげつ2日にち以降いこう、市内しないでは女性じょせいや子こどもを含ふくむ多おおくの人ひとが、厳きびしい寒さむさの中なか、水みずや食料しょくりょう、それに医療いりょう、暖房だんぼう、通信つうしんなどがほとんどない状況じょうきょうで地下ちかのシェルターに身みを潜ひそめているとしています。

さらに、食料しょくりょうの買い出かいだしに行いったり水みずを手てに入いれようと川かわに向むかったりした市民しみんが、ロシア軍ぐんの攻撃こうげきに巻き込まきこまれて亡なくなったという証言しょうげんも複数ふくすうの人ひとから寄よせられたとしています。

報告ほうこくでは、こうした状況じょうきょうを受うけ「ウクライナとロシアの両国りょうこくは、マリウポリの市民しみんに十分じゅうぶんな水みずや食料しょくりょう、薬くすりなどが行き渡いきわたるようにしなければならない。そして、すべての市民しみんが避難ひなんルートを通とおって避難ひなんできるようにするべきだ。戦争せんそうの手段しゅだんとして民間みんかん人じんを飢うえさせるのは戦争せんそう犯罪はんざいだ」と指摘してきしています

バイデン大統領だいとうりょうロシアの生物せいぶつ・化学かがく兵器へいき使用しよう警戒けいかい呼よびかけ

アメリカのバイデン大統領だいとうりょうは企業きぎょう経営けいえい者しゃを集あつめた会合かいごうでロシアの軍事ぐんじ侵攻しんこうに言及げんきゅうし、欧米おうべいなどが結束けっそくしてウクライナを支援しえんしていることを背景はいけいに「プーチンは追い詰おいつめられている。そして追い詰おいつめられれば追い詰おいつめられるほど、より激はげしい戦術せんじゅつを使つかうだろう」と述のべました。

そのうえで、プーチン大統領だいとうりょうが欧米おうべいやウクライナに生物せいぶつ兵器へいきや化学かがく兵器へいきがあると、事実じじつと異ことなることを主張しゅちょうしているとして「これこそ、彼かれがその両方りょうほうを使つかうことを検討けんとうしている明あきらかな兆候ちょうこうだ」と述のべ、警戒けいかいを呼よびかけました。

さらに、バイデン大統領だいとうりょうは、欧米おうべいが経済けいざい制裁せいさいを科かしたことなどへの対抗たいこう措置そちとしてロシアがサイバー攻撃こうげきを計画けいかくしているという情報じょうほうもあるとして、セキュリティーの強化きょうかに直ただちに取り組とりくむよう求もとめました。

政権せいけん高官こうかんによりますと、アメリカでインフラを運営うんえいする民間みんかん事業じぎょう者しゃを狙ねらったサイバー攻撃こうげきが行おこなわれる可能かのう性せいがあり、バイデン政権せいけんは先週せんしゅう、100以上いじょうの企業きぎょうを集あつめてこうした情報じょうほうを共有きょうゆうし、対策たいさくを示しめしたということです。

EU ウクライナへの追加ついか軍事ぐんじ支援しえんで合意ごうい支援しえん額がくは650億おく円えん余よ

EU＝ヨーロッパ連合れんごうはウクライナに対にたいし、5億おくユーロ、日本にっぽん円えんで650億おく円えん余あまりの追加ついかの軍事ぐんじ支援しえんを行おこなうことで合意ごういしました。

EUは21日にち、ベルギーのブリュッセルで外相がいしょう会議かいぎを開ひらき、ウクライナに侵攻しんこうを続つづけるロシアが攻撃こうげきを激化げきかさせていることについて対応たいおうを協議きょうぎしました。

会議かいぎのあとの記者きしゃ会見かいけんでEUの外相がいしょうに当にあたるボレル上級じょうきゅう代表だいひょうは「ウクライナへの経済けいざい的てき、財政ざいせい的てき、人道的じんどうてきな支援しえんと、ウクライナ軍ぐんへの支援しえんを続つづける」と述のべ、先月せんげつ表明ひょうめいしたウクライナに対にたいする軍事ぐんじ支援しえんの額がくを倍増ばいぞうし、5億おくユーロ、日本にっぽん円えんで650億おく円えん余あまりを追加ついか支援しえんすることで各国かっこくが合意ごういしたことを明あきらかにしました。

支援しえんの詳くわしい内容ないようについては明あきらかにしていません。

国連こくれん総会そうかいで人道じんどう状況じょうきょうの改善かいぜんを求もとめる決議けつぎ案あんを採決さいけつへ

市民しみんの犠牲ぎせいが増ふえ続つづけているウクライナの情勢じょうせいをめぐり、国連こくれん総会そうかいで市民しみんの保護ほごなど人道じんどう状況じょうきょうの改善かいぜんを求もとめる決議けつぎ案あんの採決さいけつが行おこなわれることになりました。

国連こくれん総会そうかいでの決議けつぎ案あんの採決さいけつは今月こんげつ2日にちに続つづいて2回かい目めで、欧米おうべい各国かっこくは、前回ぜんかいを上回うわまわる賛成さんせいを得えて採択さいたくすることで、ロシアへの圧力あつりょくとしたい考かんがえです。

米べい国防こくぼう総省そうしょう報道ほうどう官かん「ロシア軍ぐんの戦争せんそう犯罪はんざいの明確めいかくな証拠しょうこある」

アメリカ国防こくぼう総省そうしょうのカービー報道ほうどう官かんは21日にち、記者きしゃ会見かいけんで、ロシア軍ぐんの侵攻しんこうについて「ウクライナの首都しゅとキエフや第だい2の都市としハリコフ、それに北部ほくぶチェルニヒウなど多おおくの都市としの手前てまえで依然いぜん、停滞ていたいしている」と指摘してきし、その分ぶん遠距離えんきょりからの砲撃ほうげきを強化きょうかしているという見方みかたを示しめしました。

そして「ロシア軍ぐんはこれらの都市としを降伏ごうぶくさせようと巡航じゅんこうミサイルや弾道だんどうミサイル、それに砲撃ほうげきなど、大量たいりょうの兵器へいきを投入とうにゅうしていて、ここ数すう日間にちかんでその量りょうは増ふえている。その結果けっか、住宅じゅうたく地ちや病院びょういん、学校がっこうがより大おおきな被害ひがいを受うけ、罪つみのない人ひとたちに多おおくの犠牲ぎせいが出でている」と指摘してきしました。

そのうえでカービー報道ほうどう官かんは「ロシア軍ぐんが戦争せんそう犯罪はんざいを犯おかしているという明確めいかくな証拠しょうこがある。われわれは証拠しょうこの収集しゅうしゅうに協力きょうりょくし、調査ちょうさに貢献こうけんしていく」と述のべ、戦争せんそう犯罪はんざいなどを捜査そうさしている国際こくさい刑事けいじ裁判所さいばんしょに協力きょうりょくしていく考かんがえを示しめしました。

“チェルノブイリ原発げんぱつ技術ぎじゅつ者しゃの交代こうたいが完了かんりょう” IAEAが声明せいめい

IAEA＝国際こくさい原子力げんしりょく機関きかんのグロッシ事務じむ局長きょくちょうは、21日にちに声明せいめいを発表はっぴょうし、ウクライナ北部ほくぶのチェルノブイリ原子力げんしりょく発電はつでん所しょで、先月せんげつロシア軍ぐんに占拠せんきょされて以降いこう、施設しせつにとどまって勤務きんむしていた技術ぎじゅつ者しゃの交代こうたいが完了かんりょうしたと、ウクライナ当局とうきょくから連絡れんらくを受うけたことを明あきらかにしました。

IAEAは、20日にちにチェルノブイリ原発げんぱつで勤務きんむする技術ぎじゅつ者しゃのおよそ半数はんすうが自宅じたくに戻もどることができたと明あきらかにしていて、今回こんかいの声明せいめいによりますと、施設しせつに残のこることを希望きぼうした13人にんを除のぞいてすべての人ひとの交代こうたいが完了かんりょうしたということです。

これまでグロッシ事務じむ局長きょくちょうは、交代こうたい要員よういんが来こず200人にん以上いじょうの技術ぎじゅつ者しゃらが働はたらき続つづけた結果けっか、心身しんしんともに疲労ひろうがたまって原発げんぱつの安全あんぜんに関かかわる機器ききの修理しゅうりや保守ほしゅに支障ししょうが出でていることに、懸念けねんを示しめしていて、声明せいめいで交代こうたいの完了かんりょうを歓迎かんげいしました。

そのうえでグロッシ事務じむ局長きょくちょうは、今後こんごウクライナの原子力げんしりょく発電はつでん所しょの安全あんぜんを確保かくほするための枠組わくぐみについて、ウクライナとロシアと協議きょうぎを行おこなっていると説明せつめいしました。

ゼレンスキー大統領だいとうりょう “ロシアの最後さいご通告つうこくには応おうじない”

21日にちに首都しゅとキエフでウクライナ公共こうきょう放送ほうそうなどのインタビューに応おうじたゼレンスキー大統領だいとうりょうは、ロシア側がわがウクライナ軍ぐんに対にたいし東部とうぶの都市としマリウポリで武装ぶそう解除かいじょし、街まちを明け渡あけわたすよう要求ようきゅうしていることについて「『この最後さいご通告つうこくに従したがえば戦争せんそうが終おわる』と言いわれてもそれは正ただしくない。ウクライナからウクライナ人じんがいなくなってしまう」と述のべ、受け入うけいれられないという考かんがえを強調きょうちょうしました。

そのうえで「『ハリコフやマリウポリ、キエフをよこせ』という要求ようきゅうがあっても応おうじられない。ロシアからの最後さいご通告つうこくのとおりになるのは、私わたしたちが存在そんざいしなくなったときだけだ」と述のべ、いずれの都市としも明け渡あけわたす考かんがえはないことを重かさねて示しめしました。

ウクライナの公共こうきょう放送ほうそうユーチューブで被害ひがい状況じょうきょうを連日れんじつ伝つたえる

ウクライナの公共こうきょう放送ほうそうは動画どうが投稿とうこうサイト、ユーチューブで国内こくないの被害ひがい状況じょうきょうを英語えいごで連日れんじつ、伝つたえています。

20日にち夜よるには首都しゅとキエフのショッピングセンターがロシア軍ぐんの攻撃こうげきを受うけたことを伝つたえ、その瞬間しゅんかんを捉とらえた映像えいぞうには大おおきな爆発ばくはつとともにガラスとみられる破片はへんなどが周囲しゅういに大量たいりょうに飛び散とびちる様子ようすが映うつっています。そして、救助きゅうじょ隊たいがけが人けがにんを救助きゅうじょする様子ようすも確認かくにんできます。

また、ウクライナ南東なんとう部ぶ、ザポリージャ州しゅうの都市とし、エネルホダルの副ふく市長しちょうがロシア側がわに拉致らちされたと伝つたえています。20日にちにはおよそ1500人にんが参加さんかした抗議こうぎデモが行おこなわれ、市民しみんらはウクライナの国旗こっきを掲かかげながら副ふく市長しちょうの解放かいほうなどを求もとめていました。

また南部なんぶの都市としミコライフにある軍ぐんの施設しせつが18日にちにミサイル攻撃こうげきを受うけ、少すくなくとも50人にんが死亡しぼうしたということで、現場げんばの映像えいぞうには兵士へいしたちが大量たいりょうのがれきを撤去てっきょしている様子ようすなどが映うつっています。

独どく外相がいしょうウクライナの隣国りんごくモルドバ支援しえんに向むけ会合かいごう開催かいさいを表明ひょうめい

ドイツのベアボック外相がいしょうは21日にち、EU＝ヨーロッパ連合れんごうの外相がいしょう会議かいぎに先立さきだって記者きしゃ団だんに対にたいしウクライナから避難ひなんしてくる人ひとを大勢たいせい受け入うけいれている隣国りんごくモルドバを支援しえんするため、来月らいげつ5日にち、首都しゅとベルリンで会合かいごうを開ひらくことを明あきらかにしました。

モルドバは、ヨーロッパ最貧さいひん国こくの1つとも言いわれていますがUNHCR＝国連こくれん難民なんみん高等こうとう弁務べんむ官かん事務所じむしょのまとめによりますと、20日にち現在げんざいでウクライナからおよそ36万まん人にんが避難ひなんし、その数かずは、ポーランド、ルーマニアに次ついで3番目ばんめに多おおくなっています。

ベアボック外相がいしょうは、モルドバについて「ウクライナの隣国りんごくの中なかでも今いまもっとも支援しえんを必要ひつようとしている」と述のべ、フランスなどとともにモルドバを後押あとおしする仕組しくみをつくるとして、会合かいごうでは財政ざいせい面めんの支援しえんなどについて協議きょうぎするとの見通みとおしを示しめしました。

首都しゅとキエフ防衛ぼうえいの領土りょうど防衛ぼうえい部隊ぶたい隊員たいいん徹底てってい抗戦こうせん続つづける構かまえ

男性だんせい隊員たいいんは、ウクライナ各地かくちでロシア軍ぐんによる攻撃こうげきが続つづいていることについて「ロシア軍ぐんによる攻撃こうげきを目の当まのあたりにするたび、私わたしたちの士気しきは上あがる一方いっぽうだ」と述のべ、徹底てってい抗戦こうせんを続つづける構かまえを示しめしました。

また、20日にち夜よるにキエフの中心ちゅうしん部ぶに近ちかい地区ちくにあるショッピングセンターが攻撃こうげきを受うけたことについては「民間みんかん施設しせつに対にたいする野蛮やばんな攻撃こうげきだ。ロシア軍ぐんはウクライナ軍ぐんとの直接ちょくせつ的てきな対戦たいせんを避さけ、民間みんかん人じんへの攻撃こうげきを通をつうじて私わたしたちにダメージを与あたえようとしている」として、ロシア軍ぐんが意図いと的てきに民間みんかん人じんへの攻撃こうげきを行おこなっているとして非難ひなんしました。

ロシア国営こくえいテレビ報道ほうどう部門ぶもんトップ “裏切うらぎり”と強つよく批判ひはん

マリーナ・オフシャンニコワさんは14日にち、ロシア国営こくえいの「第だい1チャンネル」のニュース番組ばんぐみの放送ほうそう中ちゅうにスタジオに入はいって反戦はんせんを訴うったえ、一時いちじ、警察けいさつに拘束こうそくされました。

オフシャンニコワさんの行動こうどうには国外こくがいだけでなく国内こくないでも一部いちぶで賛同さんどうの声こえがあがるなか、テレビ局てれびきょくの報道ほうどう部門ぶもんのトップを務つとめるキリル・クレイミョノフ氏しが20日にちに番組ばんぐみに出演しゅつえんし、今回こんかいの事案じあんについて見解けんかいを述のべました。

クレイミョノフ氏しは、当時とうじの映像えいぞうを流ながし、欧米おうべい各国かっこくで大おおきく取り上とりあげられていることを説明せつめいしたうえで「私わたしたちが得えた情報じょうほうでは、マリーナ・オフシャンニコワは事前じぜんにイギリス大使館たいしかんと話はなしをしていた」と述のべ、西側にしがわとつながりがあったと主張しゅちょうしました。また行動こうどうは計画けいかく的てきだったとし「20年ねん近ちかくともに働はたらいてきた私わたしたち全員ぜんいんを計算けいさん高たかく裏切うらぎった」と述のべ、強つよく批判ひはんしました。

プーチン政権せいけんのプロパガンダを担になう国営こくえいテレビとしては、ロシアのウクライナ侵攻しんこうに抗議こうぎする意見いけんは西側にしがわのさしがねだと決きめつけることで、政権せいけんに批判ひはん的てきな言動げんどうを排除はいじょするねらいがあるとみられます。

オフシャンニコワさんはテレビ局てれびきょくの編集へんしゅう方針ほうしんと一致いっちしないとして先週せんしゅう、辞表じひょうを提出ていしゅつしています。

ウクライナ外相がいしょう “デモ参加さんか者しゃが撃うたれけが”と投稿とうこう

ウクライナのクレバ外相がいしょうは、SNSのツイッターに南部なんぶの都市としヘルソンで撮影さつえいされたとする動画どうがを投稿とうこうし、ロシア軍ぐんの侵攻しんこうに抗議こうぎするデモの参加さんか者しゃが銃じゅうで撃うたれ、けが人けがにんが出でていると明あきらかにしました。

動画どうがには、けがをして地面じめんに倒れ込たおれこんだ高齢こうれいの男性だんせいが周囲しゅういの人ひとに抱かかえられている姿すがたが映うつっています。

また、ウクライナの公共こうきょう放送ほうそうも同おなじ現場げんばで撮影さつえいされたとみられる動画どうがをツイッターに掲載けいさいし、映像えいぞうからはま町まちなかに大おおきな銃声じゅうせいが鳴り響なりひびいて人々ひとびとが足早あしばやに逃にげていく様子ようすが確認かくにんできます。

クレバ外相がいしょうは「ロシアの侵略しんりゃくに対にたいして武器ぶきを持もたず平和へいわ的てきに抗議こうぎしていた人々ひとびとを銃撃じゅうげきした。ロシアを止とめなければならない」とロシア軍ぐんを批判ひはんしました。

ロシア “民間みんかんグループ”の調査ちょうさで「軍事ぐんじ作戦さくせん支持しじ」が63％

ロシアのプーチン政権せいけんの影響えいきょう下かにない民間みんかんのグループが、ロシア全土ぜんどに住すむ18歳さい以上いじょうの1800人にん余あまりを対象たいしょうに、今月こんげつ10日にちから13日にちにかけて行いった電話でんわ調査ちょうさによりますと、「軍事ぐんじ作戦さくせんを支持しじする」と答こたえた人ひとが63％に上のぼり、「支持しじしない」の7％を大おおきく上回うわまわりました。

また、「軍事ぐんじ作戦さくせんについての情報じょうほう源げん」として「テレビ」を選えらんだ人ひとの75％が「作戦さくせんを支持しじする」と答こたえたということです。

さらに「作戦さくせん地域ちいき」については、65％が「東部とうぶ以外いがいでも行おこなわれている」と答こたえた一方いっぽうで、「東部とうぶのみ」と答こたえた人ひとが12％で、親しんロシア派はが事実じじつ上じょう、支配しはいする地域ちいきだけで軍事ぐんじ作戦さくせんが行おこなわれていると思い込おもいこんでいる人ひとがいることも分わかりました。

一方いっぽう、今回こんかいの調査ちょうさで「軍事ぐんじ作戦さくせんを支持しじする」と答こたえた人ひとを年代ねんだい別べつに見みますと、40代だい以上いじょうが70％を超こえましたが、18歳さいから24歳さいでは35％にとどまりました。

“ウクライナで少すくなくとも925人にんの市民しみんが死亡しぼう”

国連こくれん人権じんけん高等こうとう弁務べんむ官かん事務所じむしょは、ロシアによる軍事ぐんじ侵攻しんこうが始はじまった先月せんげつ24日にちから今月こんげつ20日にちまでに、ウクライナで少すくなくとも925人にんの市民しみんが死亡しぼうしたと発表はっぴょうしました。このうち75人にんは子こどもだということです。

亡なくなった925人にんのうち、256人にんが東部とうぶのドネツク州しゅうとルガンスク州しゅうで、ほかの669人にんは首都しゅとキエフや第だい2の都市としハリコフ、北部ほくぶのチェルニヒウ、南部なんぶのヘルソンなど各地かくちで確認かくにんされています。

犠牲ぎせい者しゃの多おおくは砲撃ほうげきやミサイル、空爆くうばくなどによって命いのちを落おとしたということです。また、けがをした人ひとは1496人にんに上のぼっているということです。

国連こくれん人権じんけん高等こうとう弁務べんむ官かん事務所じむしょは、激はげしい攻撃こうげきが続つづく東部とうぶのマリウポリなどは、多数たすうの市民しみんが犠牲ぎせいになったという情報じょうほうがあるものの確認かくにんが取とれておらず、実際じっさいの犠牲ぎせい者しゃの数かずはさらに多おおいとしています。