日本新聞: 経済安保法案衆院内閣委で賛成多数で可決 7日衆院通過へ

経済けいざい安保あんぽ法案ほうあん衆院しゅういん内閣ないかく委いで賛成さんせい多数たすうで可決かけつ 7日にち衆院しゅういん通過つうかへ

Apr 6, 2022 13:04

Furigana

経済けいざい安全あんぜん保障ほしょうの強化きょうかを図はかる新あらたな法案ほうあんは衆議院しゅうぎいん内閣ないかく委員いいん会かいで採決さいけつが行おこなわれ、自民じみん・公明こうめい両りょう党とうや立憲りっけん民主みんしゅ党とうなどの賛成さんせい多数たすうで可決かけつされました。

法案ほうあんは7日にち、衆議しゅうぎ院いんを通過つうかする見通みとおしです。

経済けいざい安全あんぜん保障ほしょうの強化きょうかを図はかる新あらたな法案ほうあんは、半導体はんどうたいや医薬品いやくひんなど国民こくみん生活せいかつに欠かかせない重要じゅうような製品せいひん「特定とくてい重要じゅうよう物資ぶっし」が安定あんてい的てきに供給きょうきゅうされるよう、国くにに企業きぎょうの調達ちょうたつ先さきを調査ちょうさする権限けんげんを与あたえることなどを盛り込もりこんだもので6日にち、衆議院しゅうぎいん内閣ないかく委員いいん会かいで岸田きしだ総理そうり大臣だいじんも出席しゅっせきして質疑しつぎが行おこなわれました。

この中なかで岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは、「規制きせいの実施じっしにあたっては、経済けいざい活動かつどうに与あたえる影響えいきょうを考慮こうりょし安全あんぜん保障ほしょうを確保かくほするため合理ごうり的てきに必要ひつようと認みとめられる限度げんどにおいて行おこなわなければならないと規定きていしている。自由じゆうな経済けいざい活動かつどうとの両立りょうりつを図はかる観点かんてんから、規制きせいを必要ひつよう最小さいしょう限度げんどのものにするよう努つとめるのは当然とうぜんだ」と述のべました。

そのうえで、「国際こくさい情勢じょうせいの変化へんかなどに伴ともなう安全あんぜん保障ほしょうのリスクは絶たえず変化へんかしており、予測よそくしがたい部分ぶぶんがある。あらかじめ一律いちりつに必要ひつよう最小さいしょう限度げんどとするのではなく、合理ごうり的てきに必要ひつようと認みとめられる限度げんどとする方ほうが現実げんじつ的てきで適切てきせつだ」と述のべ、改あらためて法案ほうあんの必要ひつよう性せいを強調きょうちょうしました。