氷見市の名誉市民である藤子不二雄A※さんを追悼するため、氷見市役所の入り口には8日、記帳台と献花台が設けられました。
訪れた人たちは藤子不二雄A※さんの写真に向かって手を合わせたり、記帳したりしながら死を悼んでいました。
氷見市の77歳の女性は、「氷見市のために貢献してくれた人を亡くして残念でなりません。忍者ハットリくんの作品が並ぶまんがロードでも、楽しませてもらいました」と話していました。
愛知県豊橋市から来た55歳の男性は、「子どものころからまんがを読んでいましたが、これからも作品を見せてほしかったです。藤子・F・不二雄さんと天国で新しいまんがを描いているんじゃないかと思います」と話していました。
また、氷見市の林正之市長も献花し、「氷見市のまんがを生かしたまちづくりに大変なご尽力、ご協力をいただきました。心からご冥福をお祈りします」と話しました。
市では8日から10日まで、市役所に半旗を掲げるほか、藤子不二雄A※さんの多数の作品が展示されている氷見市潮風ギャラリーにも、今月14日まで記帳台と献花台を設置しています。
※「藤子不二雄A」さんの「A」は○の中にAです。
