일본어 뉴스: 【随時更新】ロシアウクライナに軍事侵攻（17日の動き）

ロシアによるウクライナに対にたいする軍事ぐんじ侵攻しんこうが続つづいています。

ウクライナの各地かくちでロシア軍ぐんとウクライナ軍ぐんが戦闘せんとうを続つづけていて、大勢たいせいの市民しみんが国外こくがいへ避難ひなんしています。戦闘せんとうの状況じょうきょうや関係かんけい各国かっこくの外交がいこうなどウクライナ情勢じょうせいをめぐる17日にち（日本にっぽん時間じかん）の動うごきを随時ずいじ更新こうしんでお伝おつたえします。

（日本にっぽんとウクライナ、ロシアのモスクワとは6時間じかんの時差じさがあります）

ロシアマリウポリのウクライナ部隊ぶたいに降伏ごうぶく迫せまる

ロシア国防省こくぼうしょうは17日にち、SNSのテレグラムにメッセージを投稿とうこうし、ウクライナ東部とうぶの要衝ようしょうマリウポリの守備しゅびにあたるウクライナ側がわの部隊ぶたいに対にたいして、17日にち、現地げんち時間じかんの午前ごぜん6時じ、日本にっぽん時間じかんの正午しょうご以降いこう、武装ぶそうを解除かいじょし降伏ごうぶくするよう迫せまりました。

またロシアのタス通信たすつうしんは、ロシア国防省こくぼうしょうの高官こうかんが、現地げんち時間じかんの17日にち午後ごご1時じ、日本にっぽん時間じかんの午後ごご7時じまでに、武器ぶきを置おいて退去たいきょするよう、ウクライナ兵へいに求もとめたと伝つたえています。

国防省こくぼうしょうはSNSの投稿とうこうで「武器ぶきを置おいた者ものは、全員ぜんいん、命いのちを保証ほしょうする」としたうえで「キーウの司令しれい部ぶから、そのような命令めいれいが来こないことを　われわれは理解りかいしている。兵士へいしがみずから決断けつだんし、武器ぶきを置おくことを求もとめる」と呼よびかけており、マリウポリでの劣勢れっせいが伝つたえられるウクライナ側がわの兵士へいしの士気しきを低下ていかさせる狙ねらいもあるとみられます。

ドイツでデモロシアからのエネルギー輸入ゆにゅう禁止きんしなど訴うったえ

ロシアによるウクライナへの軍事ぐんじ侵攻しんこうに抗議こうぎするデモがドイツで行おこなわれ、大勢たいせいの人ひとたちが、戦闘せんとうの停止ていしを求もとめるとともに、ドイツはロシアからのエネルギーの輸入ゆにゅうをやめるべきだと訴うったえました。

デモは、ドイツのウクライナ系けい住民じゅうみんなどの団体だんたいが呼よびかけ、首都しゅとベルリンの中心ちゅうしん部ぶの広場ひろばにはおよそ700人にんが集あつまりました。

侵攻しんこうのあとウクライナから避難ひなんしている人ひとも多おおく参加さんかしていて「戦争せんそうをやめろ」とか、「ウクライナを助たすけて」と書かかれたプラカードを掲かかげ、支援しえんを訴うったえていました。

またドイツは、天然てんねんガスなどエネルギーの輸入ゆにゅうのうちロシアが占しめる割合わりあいが高たかいことから「輸入ゆにゅうを禁止きんししろ」というシュプレヒコールが繰り返くりかえされ、ロシアへの圧力あつりょくの強化きょうかを訴うったえていました。

ハルキウロシア軍ぐんのミサイル攻撃こうげきで1人にん死亡しぼう

ウクライナ東部とうぶのハルキウ州しゅうのシネグボフ知事ちじは、ウクライナ第だい2の都市としハルキウの中心ちゅうしん部ぶが16日にち、ロシア軍ぐんのミサイル攻撃こうげきを受うけ、少すくなくとも1人にんが死亡しぼう、18人にんがけがをしたと、SNSで発表はっぴょうしました。

現地げんちの映像えいぞうでは、建物たてものや車くるまが破壊はかいされて一いち面めんに煙けむりが立たちのぼり、消防しょうぼうや警察けいさつが駆かけつけ、消火しょうか活動かつどうが行おこなわれていました。そして路上ろじょうに倒たおれたけが人けがにんに応急おうきゅう処置しょちを施ほどこし、次々つぎつぎと救急きゅうきゅう車しゃに乗のせていました。

攻撃こうげきの現場げんばを目撃もくげきした男性だんせいの市民しみんは「2人にんの市民しみんが通とおりを歩あるいていたところ、近ちかくに突然とつぜん、ミサイルが着弾ちゃくだんした」と話はなしていました。

マリウポリの死者ししゃ多数たすうなら「停戦ていせん交渉こうしょう中止ちゅうしも辞じさない」

ウクライナのゼレンスキー大統領だいとうりょうは、16日にち、ウクライナメディアのインタビューに応おうじ「マリウポリの状況じょうきょうは非常ひじょうに困難こんなんで、われわれの軍ぐんは包囲ほういされ、食べ物たべものも水みずも薬くすりもない人道的じんどうてきな危機ききに陥おちいっている。ロシア兵へいはウクライナ兵へいに憎悪ぞうおの感情かんじょうを持もっていて、命いのちを救すくうことはないだろう」と危機きき感かんを示しめしました。

そのうえで「もしわれわれの軍ぐんがせん滅せんめつされれば、すべての交渉こうしょうが打ち切うちきられるだろう」と述のべ、今後こんご、マリウポリの部隊ぶたいに多おおくの死者ししゃが出でた場合ばあいには、ロシア側がわとの停戦ていせん交渉こうしょうの中止ちゅうしも辞じさない構かまえを強調きょうちょうしました。

国外こくがい避難ひなん民みん483万まん人にん余あまりに国連こくれんまとめ

UNHCR＝国連こくれん難民なんみん高等こうとう弁務べんむ官かん事務所じむしょのまとめによりますと、ロシア軍ぐんの侵攻しんこうを受うけてウクライナから国外こくがいに避難ひなんした人ひとの数かずは、15日にちの時点じてんで483万まん人にん余あまりとなっています。

主おもな避難ひなん先さきは

▼ポーランドがおよそ274万まん人にん、

▼ルーマニアがおよそ73万まん人にん、

▼ハンガリーがおよそ45万まん人にん、

▼モルドバがおよそ42万まん人にんなどとなっています。

また、ロシアに避難ひなんした人ひとは、14日にちの時点じてんでおよそ48万まん人にんとなっています。

「核兵器かくへいき使用しようを起おこさないよう圧力あつりょくを」ゼレンスキー大統領だいとうりょう

ウクライナのゼレンスキー大統領だいとうりょうは16日にち、動画どうがを公開こうかいし「ロシアが核兵器かくへいきを使つかうのを、ただ待まつべきではない。世界せかい各国かっこくは、シェルターなどさまざまな方法ほうほうで備そなえる必要ひつようがある」と述のべ、各国かっこくに警戒けいかいを呼よびかけました。

そして「ロシアが核兵器かくへいきの使用しようという考かんがえを起おこさないよう、交渉こうしょうを行おこなうとともに経済けいざいに圧力あつりょくをかけるべきだ。ロシアはどんな兵器へいきでも使つかいかねない国くにで、絶対ぜったいに信用しんようしてはいけない」と述のべ、制裁せいさいのさらなる強化きょうかが不可欠ふかけつだという考かんがえを示しめしました。