ロシア
軍は、ウクライナの
対空ミサイル
システムや
燃料庫などの
軍事施設68
か所を
破壊したとするなど、ウクライナ
東部でも
攻撃を
続け、
東部の
要衝マリウポリの
守備にあたるウクライナ
側の
部隊に対して、
現地時間の17
日午後1
時、
日本時間の
午後7
時までに
武装を
解除し
降伏するよう
迫りました。
ロシア国防省は「武器を置いた者は、全員、命を保証する」としたうえで「ウクライナ軍の司令部から、そのような命令が来ないことをわれわれは理解している。兵士がみずから決断し、武器を置くことを求める」と呼びかけました。
ウクライナ側からはこれに関する反応はまだ出ていません。
マリウポリをめぐる攻防は、一段と激しさを増す見通しです。
また、イギリス国防省は17日、ウクライナでの戦況分析を公表し「ロシア軍はベラルーシからウクライナ東部に戦闘用の装備や支援機材の再配置を続けている」としてロシア軍が東部への掌握に向けて軍備の増強を続けていると指摘しています。
そして「ロシア軍は東部に作戦の重点を移したが、ウクライナに欧米寄りの姿勢を放棄させ、ロシアの支配を確立するという最終的な目的は変わっていない」という見方を示しています。