韓国国防省は、
韓国軍がSLBM=
潜水艦発射弾道ミサイルの
発射実験を
行っていたことを21
日夜、
明らかにしました。
その詳しい内容は説明されませんでしたが、韓国メディアは、今月18日に朝鮮半島西側の黄海で3000トン級の潜水艦から2発が20秒間隔で連続で発射され、およそ400キロ飛行して海上の目標に正確に命中したと伝えています。
韓国は去年9月、SLBMの発射実験に初めて成功したと発表していて、今回はそれに続くもので、国防省は「発射の成功は国防力の発展に寄与する。実戦での戦力となるよう期待している」として、実戦配備に向けた取り組みを進める構えです。
そのうえで「強い軍事力によって朝鮮半島の平和を後押しするため、新たな戦力を確保し、持続的に発展させていく」と強調しています。
北朝鮮は、現在、韓国軍がアメリカ軍と行っている合同軍事演習を繰り返し非難していて、韓国によるSLBMの発射が明らかになったことで、さらに反発を強めることも予想され、関係国は、警戒を続けています。