平成24
年4
月23
日、
京都府亀岡市で、
当時18
歳の
少年が
無免許で
運転していた
車が
登校中の
小学生の
列に
突っ込み、
児童2
人と
子どもに
付き添っていた
妊娠中の
女性の
合わせて3
人が
死亡、7
人が
重軽傷を
負いました。
事故から10年となる23日、現場の通学路では午前8時前から法要が営まれ、遺族などおよそ50人が参列しました。
参列した人たちは遺影に花を手向けたあと、静かに手を合わせ、祈りをささげていました。
また現場近くの小学校の前の交差点には、通学路の安全を守るために遺族が寄贈した防犯カメラが新たに設置され、贈呈式も行われました。
亡くなった松村幸姫さん(当時26)の父親の中江美則さんは「支えられてなんとか10年を迎えることができて、感謝しています。まだまだ自分にできることがあるなら、闘っていきたい」と話していました。
また、小学2年生だった娘の真緒さん(当時7)を亡くした小谷真樹さんは「このような事故が二度と起きないように、真緒が教えてくれた思いをできるかぎり社会に発信していきたい」と話していました。