事故当日に
観光船が
行った
救助を
要請する118
番通報について、
第1
管区海上保安本部は、
乗客の
携帯電話が
使われていたことを
明らかにしました。
「KAZU 1」は、事故当日の午後1時18分、海上保安庁への118番通報で「船首が浸水している。エンジンが使えない。救助を頼む」と救助を要請しました。
この通報について、第1管区海上保安本部警備救難部の横内伸明次長は1日午前、記者団に対し、「船長や乗組員の電話番号ではなく、乗客の携帯電話だったと聞いている」と述べ、乗客の携帯電話が通報に使われていたことを明らかにしました。
「KAZU 1」の通信設備については、事故の当日、
▼船の衛星電話が修理中で使えない状態だったほか、
▼事務所の無線のアンテナが故障していて、
▼事故の3日前に行われた船舶検査で、会社側が陸上との通信設備として申請した携帯電話に電波が届かないエリアがあったことがわかっています。
船体引き上げについて「サルベージ会社と協力していく」
沈没しているのが
見つかった「KAZU 1」の
船体の
引き揚げについて、
第1
管区海上保安本部警備救難部の
横内伸明次長は1
日午前の
家族説明会のあと
記者団に対し、「
今はまず
行方不明者の
捜索を
第一に
考えてやっていく。
船体の
状況が
引き揚げに
耐えられるのか
どうかについて、
関係機関や
専門的な
知見を
持った
方々と
相談しながら
進めて
いく」と
述べました。
また、現地対策本部長を務める国土交通省の坂巻健太大臣官房審議官は「海上保安庁に引き揚げの能力はなく、民間のサルベージ会社の能力を使うしかないのでそこと協力していく」と述べました。
そのうえで「何をやれるのか政府全体でいろいろな方策を考えている。ご家族の期待に添えるようにしていく」と話していました。