ことし4
月、
青森県七戸町にあるゴミの
処分場で
現金1000
万円余りが
見つかり、
警察に
届けられましたが
その後、
持ち主は
見つからず、
処分場を
管理する
事務所が
現金を
受け取りました。
現金が見つかったのは七戸町と東北町のゴミを受け入れる「中部上北最終処分場」です。
処分場を管理する事務所によりますと、ことし4月4日から14日にかけて処分場に運ばれてきた家具を重機で細かく砕く作業をしていた際、作業員が散らばったり封筒に入ったりした現金合わせて1099万円を見つけたということです。
管理事務所は、警察に届け出ましたが3か月が過ぎても持ち主があらわれなかったため、先月27日、届け出た管理事務所の担当者が現金を受け取ったということです。
この処分場では、過去にもおよそ400万円の現金が見つかり、持ち主がわからなかったことがあったということです。
中部上北環境衛生管理事務所の蛯名博幸所長は「粗大ゴミとして家具などを捨てる際は、大事なものが入っていないか中身などを確認してもらいたい」と話していました。
今回見つかった現金の使いみちについては、管理事務所を統括する中部上北広域事業組合で検討中だとしています。