日本大学のアメリカンフットボール
部の
部員が、
大麻とみられる
薬物を
違法に
所持していた
疑いが
あることについて、
警視庁が
捜査を
進める中、
大学側も
退部した
元部員なども
対象に、
幅広く
聞き取り
調査を
続けるとしています。
日本大学や関係者によりますと、「アメフト部の部員が寮で大麻を使用している」などと情報が寄せられ、大学側が調べたところ、7月に植物片が見つかったということです。
大学から相談を受けた警視庁が、見つかった植物片の鑑定を行うなど捜査を進めていますが、日本大学は2日夕方、報道発表文を出し、「違法な薬物が発見されたとの事実は確認できていない」という見解を示しました。
そのうえで、大学として監督やコーチなどの指導者、退部者を含めた部員全員を対象に、幅広く聞き取り調査を続けるとしています。
このため、アメリカンフットボール部については、全体練習を控えさせているということです。
大学では、調査の結果、犯罪などの不適切な事実が確認された場合、厳正に対処するとしています。