北海道稚内市の稚内機船漁協によりますと、28日午前、この漁協に所属する底引き網漁船「第百七十二榮寳丸」(160トン)が稚内市の沖合で、ロシアの警備当局の臨検を受けたということです。
その後、近くで操業していた船から「『第百七十二榮寳丸』はロシア側に連行されたとみられる」という情報があったということです。
「第百七十二榮寳丸」には10人余りが乗っていて、稚内市の宗谷岬から東におよそ80キロ離れた海域で操業していたということで、市や漁協などが情報の収集を急いでいます。
在札幌ロシア総領事館「把握している」









