10
月、
相模原市内で
警察の
追跡を
受けていた
指名手配中の
容疑者が
廃業した
ホテルに
逃げ込み、
行方が
分からなくなっていましたが、
警察は2
日、この
容疑者が
出頭し、
監禁の
疑いで
逮捕したと
発表しました。
先月20日の正午過ぎ、相模原市内で監禁の容疑で行方を捜査していた住所不定、無職、内野大輔容疑者(44)によく似た人物を神奈川県警の警察官が見つけました。
警察官が声をかけようとしたところ、およそ100メートル離れた廃業したホテルの中に逃げ込んだため、警察は170人あまりの態勢でホテル内や周辺を捜索しましたが見つからず、その後、行方が分からなくなっていました。
こうしたなか、2日、内野容疑者が警察本部に出頭したということで、警察は指名手配の容疑だった50代の男性2人に対する監禁の疑いで逮捕しました。
警察の調べに対し監禁の容疑を否認したうえ、逃走したことについては「捕まりたくなかったのでホテルに逃げ込んだ。逃げるのに疲れ、周りに迷惑をかけるので出頭した」などと話しているということです。
警察によりますと容疑者は逃走するまえからこのホテルにたびたび出入りしていたとみられるということで、詳しい状況を調べています。
廃業したホテルに逃げ込み 発見に至らず
警察によりますと10
月20
日の
昼前、
相模原市南区の
廃業したホテルの
周辺で
警察官が
監禁の
疑いで
指名手配されていた
内野容疑者が
使用する
車を
見つけました。
正午過ぎ、容疑者に似た人物が車に近づいてくるのを見つけ、警察官が声をかけようとしたところ、およそ100メートル離れた廃業したホテルに走って逃げ込み姿が見えなくなったということです。
警察はホテルに逃げ込んだとみて直後から周りを囲み、午後3時すぎから部屋など内部の捜索を始めます。
ホテル内部の捜索は午後7時半ごろまで続き、その間、周辺にある駅や街なかの捜索も行いましたが、発見には至りませんでした。
警察によりますとその後の調べで、逃げ込んでから数分後には、ホテルから出て行く姿が防犯カメラに写っていたということです。