NBA=
アメリカプロバスケットボール、
八村塁選手が
所属するレイカーズがグリズリーズとのプレーオフ1
回戦の
第6
戦で
圧勝し、
対戦成績を4
勝2
敗としてカンファレンスセミファイナル
進出を
決めました。
この試合で6得点を挙げた八村選手は、日本選手として初めてカンファレンスセミファイナル進出を果たしました。
プレーオフ1回戦突破まであと1勝のレイカーズは、28日、本拠地のロサンゼルスにグリズリーズを迎え第6戦に臨みました。
八村選手は第1クオーターの途中から出場すると、巧みなドリブルで相手を抜き去り豪快なダンクシュートで最初の得点を挙げました。
第2クオーターでは相手のシュートをブロックしたあと、ミドルシュートとダンクシュートを連続で決めて攻守に躍動し、チームは前半を17点リードで折り返しました。
第3クオーターでレイカーズはスリーポイントシュート7本を成功させるなどさらにリードを広げると八村選手は大差がついた第4クオーターの序盤でベンチに退きました。
ウエスタンカンファレンス7位のレイカーズは125対85で2位のグリズリーズに圧勝し対戦成績を4勝2敗として、カンファレンスセミファイナルに進出を決めました。
この試合21分49秒プレーして6得点、リバウンド4つをマークした八村選手は日本選手として初めてのカンファレンスセミファイナル進出です。
レイカーズは次はキングスとウォーリアーズの勝者と対戦します。
八村「優勝を狙えるチーム」
八村選手はプレーオフ1
回戦の6
試合で、すべて
途中出場ながら
平均25
分余りの
出場時間で、14.5
得点、4.7リバウンドを
決めるなど1
回戦突破のキーマンとも
言える活躍を
見せました。
カンファレンスセミファイナル進出を決めた試合のあと、NHKの取材に応じた八村選手は「しっかりと勝ててよかった。自分もプレーオフには1回出ているが、こうやってしっかりと試合に出たことはなかった。本当に優勝を狙えるチームの中にいることができ、すごくうれしい」と充実感をにじませました。
第1戦でチーム最多の29得点を決め、その後はマークが厳しくなったことについては、「相手もしっかりと僕を抑えるように来たが、そうすることでほかのチームメートがオープンになることができる。チームからも『僕がコート上にいることが大事だ。オフェンスで相手の脅威になることで、スペースが生まれる』と言われていた」と話しました。
カンファレンスセミファイナルの相手はまだ決まっていませんが、「どっちにしろ倒さないといけないので、相手は気にしていない。しっかり体をケアして次のラウンドに臨みたいと思う」と意気込みを話していました。