日本新聞: サッカーACL決勝第1戦浦和はアルヒラルと1対1で引き分け

サッカーACL決勝けっしょう第だい1戦せん浦和うらわはアルヒラルと1対たい1で引き分ひきわけ

Apr 30, 2023 06:04 3

Furigana

サッカーのアジアナンバーワンクラブを決きめるACL＝アジアチャンピオンズリーグは決勝けっしょうの第だい1戦せんが行おこなわれ、5大会たいかいぶり3回かい目めの優勝ゆうしょうを目指めざす浦和レッズうらわれっずはサウジアラビアのアルヒラルとアウェーで対戦たいせんし、1対たい1で引き分ひきわけました。

ACLの決勝けっしょうはホームアンドアウェー方式ほうしきで行おこなわれ、2試合しあいの合計ごうけい得点とくてんで争あらそいます。

第だい1戦せんは29日にち、サウジアラビアのリヤドで行おこなわれ、レッズは前半ぜんはん13分ふん、ゴール前まえでフリーの選手せんしゅにクロスボールを合あわせられ、先制せんせいを許ゆるしました。

その後そのごも相手あいてにボールを保持ほじされる展開てんかいが続つづき、前半ぜんはんは0対たい1で終おえました。

レッズは後半こうはん8分ふん、縦たてパスが相手あいてのディフェンダーにはじかれゴールポストにあたって跳ね返はねかえったところをフォワードの興きょう梠慎まき三さん選手せんしゅが押し込おしこんで同点どうてんに追おいつきました。

その後そのご、相手あいて選手せんしゅが退場たいじょうで1人にん少すくなくなった状況じょうきょうでもゴール前まえで耐たえる時間じかんが続つづきましたが、最後さいごまで粘り強ねばりづよく守まもって1対たい1で引き分ひきわけました。

興きょう梠選手せんしゅは「アウェーで同点どうてんにできたのは大おおきい。次つぎはホームでたくさんのサポーターがくると思おもうので、後押あとおしとともに戦たたかい優勝ゆうしょうして喜よろこびを分わかち合あいたい」と話はなしていました。

運命うんめいの第だい2戦せん浦和うらわが優勝ゆうしょうするには…

ACLの決勝けっしょうは第だい1戦せんと第だい2戦せんのホームアンドアウェー方式ほうしきで優勝ゆうしょうチームが決きまります。

第だい1戦せんが1対たい1の引き分ひきわけだったため第だい2戦せんは勝かったほうが優勝ゆうしょうとなりますが、再ふたたび引き分ひきわけた場合ばあいはアウェーでの得点とくてんが多おおいほうが優勝ゆうしょうとなります。

具体ぐたい的てきには、

▽0対たい0の場合ばあいはレッズが優勝ゆうしょう。

▽2点てん以上いじょうを取り合とりあって引き分ひきわけた場合ばあいはアルヒラルの優勝ゆうしょう。

▽1対たい1の場合ばあいは延長えんちょう戦せんに入はいります。

第だい2戦せんは、来月らいげつ6日にちレッズのホーム、埼玉さいたまスタジアムで行おこなわれます。

ACLで3回かい目めの優勝ゆうしょうを目指めざす浦和レッズうらわれっずが決勝けっしょうでアルヒラルと対戦たいせんするのは3回かい目めです。

最初さいしょの対戦たいせんは2017年ねん、レッズはアウェーでの第だい1戦せんを1対たい1で引き分ひきわけ、ホームでの第だい2戦せんは試合しあい終了しゅうりょう間際まぎわの得点とくてんで1対たい0で競り勝せりかって、1勝しょう1引き分ひきわけで2回かい目めの優勝ゆうしょうを果はたしました。

また、2回かい目めの対戦たいせんとなった2019年ねんはアウェーでの第だい1戦せんを0対たい1、ホームでの第だい2戦せんを0対たい2と続つづけて落おとし、優勝ゆうしょうを逃のがしています。

対たいするアルヒラルは、2019年ねんと前回ぜんかい2021年ねんの大会たいかいを制せいし、近年きんねん勢いきおいがあるチームです。

ことし行おこなわれたクラブチーム世界一せかいいちを決きめるクラブワールドカップの準決勝じゅんけっしょうでは南米なんべい代表だいひょうを破やぶって決勝けっしょうに進すすんでいます。

決勝けっしょうではヨーロッパ代表だいひょうの強豪きょうごう、レアルマドリードと対戦たいせんし、点てんの取り合とりあいの末すえ、3対たい5で敗やぶれたもののアジア勢ぜいの存在そんざい感かんを示しめしました。

ACLの優勝ゆうしょう回数かいすうはレッズ、アルヒラルともに2回かいと最多さいたで並ならんでいて、今回こんかい優勝ゆうしょうしたほうが単独たんどくでの最多さいた優勝ゆうしょうチームとなります。