일본어 뉴스: パラ陸上日本選手権 19歳の小野寺萌恵が日本新で優勝

パラ陸上りくじょう日本にっぽん選手権せんしゅけん 19歳さいの小野寺おのでら萌もえ恵めぐみが日本にっぽん新しんで優勝ゆうしょう

Apr 30, 2023 16:04 4

Furigana

パラ陸上りくじょうの日本にっぽん選手権せんしゅけん、女子じょし800メートルの車くるまいすのクラスで19歳さいの新星しんせい、小野寺おのでら萌もえ恵めぐみ選手せんしゅが2分ふん19秒びょう80のタイムをマークし、日本にっぽん記録きろくを更新こうしんして世界せかい選手権せんしゅけんの代表だいひょうに内定ないていしました。

パラ陸上りくじょうの日本にっぽん選手権せんしゅけんは、神戸こうべ市しのユニバー記念きねん競技きょうぎ場じょうで、来年らいねんのパリパラリンピックの出場しゅつじょう枠わくがかかる7月つきの世界せかい選手権せんしゅけんの代表だいひょう選考せんこうを兼かねて、4月つき30日にちまで2日間にちかんの日程にっていで行おこなわれました。

最終さいしゅう日びの30日にちは、女子じょし800メートルの車くるまいすのクラスに19歳さいの新星しんせい、小野寺おのでら選手せんしゅが出場しゅつじょうしました。

小野寺おのでら選手せんしゅは、力強ちからづよい走はしりで終始しゅうしレースを引っ張ひっぱり、2位いに10秒びょう以上いじょうの差さをつけて日本にっぽん記録きろくを更新こうしんする2分ふん19秒びょう80でフィニッシュして優勝ゆうしょうし、世界せかい選手権せんしゅけんの派遣はけん標準ひょうじゅん記録きろくを突破とっぱして代表だいひょうに内定ないていしました。

また、ベテラン勢ぜいも力ちからを発揮はっきしました。

パラ陸上りくじょうの第だい一いち人にん者しゃで、パラリンピックの男子だんし走り幅跳はしりはばとびの義足ぎそくのクラスで、2つの銀メダルぎんめだるを獲得かくとくしている山本やまもと篤あつし選手せんしゅは、1回かい目めで6メートルを跳とぶと、2回かい目め以降いこうは踏み切ふみきりのタイミングが合あわずに記録きろくは伸のびませんでしたが、第だい一いち人にん者しゃの実力じつりょくを示しめして優勝ゆうしょうし、世界せかい選手権せんしゅけんの代表だいひょうに内定ないていしました。

このほか、女子じょし走り幅跳はしりはばとびの義足ぎそくのクラスには、前回ぜんかいの世界せかい選手権せんしゅけんを制せいし、大会たいかい2連覇れんぱを目指めざす37歳さいの中西なかにし麻耶まや選手せんしゅが出場しゅつじょうし、6回かい目めに5メートル9センチを跳とんで優勝ゆうしょうして、世界せかい選手権せんしゅけんの代表だいひょうに内定ないていしました。

小野寺おのでら萌もえ恵めぐみ “日本にっぽん記録きろく更新こうしん自分じぶんでもびっくり”

小野寺おのでら萌もえ恵めぐみ選手せんしゅは「少すこしスタートが遅おくれてしまった。ことし初はじめて800メートルに出場しゅつじょうしたので、日本にっぽん記録きろくを更新こうしんできると思おもっていなかった。自分じぶんでもびっくりしている」と話はなしました。

そして、初はつ出場しゅつじょうとなる7月つきの世界せかい選手権せんしゅけんに向むけては「課題かだいのスタートを磨みがいていきたい。記録きろくもどんどん伸のばしていきたい」と意気込いきごみました。

山本やまもと篤あつし “最低さいていライン跳とべ勝かてたのでよしとする”

山本やまもと篤あつし選手せんしゅは「負まけられないという気持きもちがあったので、1本ほん目めは集中しゅうちゅうして跳とんだ。6メートル跳とべて、もう少もうすこしいけるかなと思おもったがエネルギー切ぎれだった。まず最低さいていラインの6メートル跳とべて勝かてたので、よしとするところだ」と振り返ふりかえりました。

そのうえで、ことし7月つきの世界せかい選手権せんしゅけんに向むけて「パリパラリンピック出場しゅつじょう枠わくが獲得かくとくできる4位い以内いないを目指めざしたい。世界せかい選手権せんしゅけんまでに、けがしない体からだ作づくりをしながら課題かだいをぶつけていって、6メートル60センチから70センチを目指めざしていきたい」と意気込いきごみました。