前線は7日にかけて本州付近を通過し、南から暖かく湿った空気が流れ込むため、広い範囲で大気の状態が不安定になる見込みです。
西日本と東日本では7日にかけて雷を伴って激しい雨が降り、局地的には非常に激しい雨が降って大雨となるおそれがあります。
7日朝までの24時間の雨量は、いずれも多いところで、
▽九州北部で150ミリ、
▽東海地方と北陸地方で120ミリなどと予想されています。
気象庁によりますと、7日以降、低気圧の発達の度合いなどによっては、さらに雨量が増えるおそれがあるということです。
気象庁は西日本から東日本では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に十分注意するよう呼びかけています。
特に、石川県能登地方を震源とする地震で震度6強や5強の揺れを観測した石川県珠洲市など揺れの強かった地域では地盤が緩んでいるおそれがあり、雨の降り方や自治体からの情報に注意するようにしてください。