帰省ラッシュも
始まり、
宮崎県では
海のレジャーが
特に盛んに
なる時期を
迎えていますが、はるか
沖合の
台風による
影響が
出ています。
宮崎から
遠く
離れた
台風9号と10
号の
影響で、
来週の
初めにかけて
高波に
注意が
必要で、
遊泳禁止に
なる海水浴場も
出ています。
9日の
宮崎県内は、
晴れ間も
出て
風もおだやかですが、
青島海水浴場など
宮崎市内の
3つの
海水浴場は、
いずれも
高波のため
遊泳禁止になっています。
気象台によりますと、東シナ海にある大型で非常に強い台風9号の影響で、宮崎県内の沿岸は波の高さが3メートルから4メートルと高く、波浪注意報が発表されています。
はるか沖合にある台風から、うねりとして沿岸に伝わってくる、こうした波は、「土用波」と呼ばれます。
「土用波」は、沖合ではなだらかに見えますが、海岸付近で急に高くなるのが特徴です。
宮崎市では8日、ヨットが転覆し、乗っていた80代の男性が死亡する事故も起きています。
気象台によりますと、小笠原近海にある大型で非常に強い台風10号が来週初めにかけて北上する予想で、宮崎県内は10日からの3連休にかけても「土用波」の影響が続くとみられています。
海水浴など海のレジャーには十分注意してください。