日本新聞: 【随時更新】ロシアウクライナに軍事侵攻（17日の動き）

【随時ずいじ更新こうしん】ロシアウクライナに軍事ぐんじ侵攻しんこう（17日にちの動うごき）

Oct 17, 2022 10:10

Furigana

ロシアによるウクライナに対にたいする軍事ぐんじ侵攻しんこうが続つづいています。

ウクライナの各地かくちでロシア軍ぐんとウクライナ軍ぐんが戦闘せんとうを続つづけていて、大勢たいせいの市民しみんが国外こくがいへ避難ひなんしています。戦闘せんとうの状況じょうきょうや関係かんけい各国かっこくの外交がいこうなど、ウクライナ情勢じょうせいをめぐる17日にち（日本にっぽん時間じかん）の動うごきを随時ずいじ更新こうしんでお伝おつたえします。

（日本にっぽんとウクライナ、ロシアのモスクワとは6時間じかんの時差じさがあります）

ゼレンスキー大統領だいとうりょう「節電せつでんはロシアの計画けいかくを失敗しっぱいさせるため」

ウクライナのゼレンスキー大統領だいとうりょうは16日にちに公開こうかいした動画どうがで、ロシアによるエネルギー関連かんれん施設しせつへの攻撃こうげきで電力でんりょく供給きょうきゅうに支障ししょうが出でていることに触ふれ「電力でんりょくの供給きょうきゅうシステムを安定あんていさせるため、電力でんりょく供給きょうきゅうを制限せいげんしなければならない状態じょうたいだが、国民こくみんが意識いしきして電力でんりょく消費しょうひを抑おさえれば計画けいかく停電ていでんを回避かいひすることは可能かのうだ」と指摘してきしました。

そのうえで「私わたしたちは、午後ごご5時じから午後ごご11時じにかけて電力でんりょく消費しょうひを削減さくげんする必要ひつようがある。これは、ロシアによるテロ計画けいかくを確実かくじつに失敗しっぱいさせるための取り組とりくみだ」と述のべ、国民こくみんに対にたいし電力でんりょく消費しょうひの多おおい夜間やかんの節電せつでんを呼よびかけました。

「ロシアのミサイル攻撃こうげき半数はんすう以上いじょうを迎撃げいげき」英えい国防省こくぼうしょう

イギリス国防省こくぼうしょうは16日にち、ロシア軍ぐんが今月こんげつ10日にちに行いったウクライナの複数ふくすうの都市としに対にたいするミサイル攻撃こうげきついて「80発はつ以上いじょうのミサイルを打ち込うちこんだものの、ウクライナ側がわが半数はんすう以上いじょうを迎撃げいげきしたとしている」と指摘してきしています。

そのうえで「ロシアの国防こくぼう産業さんぎょうは、これまでと同どう程度ていどの量りょうの軍需ぐんじゅ物資ぶっしを生産せいさんする能力のうりょくはないとみられる。ロシアの長距離ちょうきょりミサイルの在庫ざいこがさらに減へることを意味いみしていてロシア側がわが望のぞむような攻撃こうげきは将来しょうらい的てきにできなくなるとみられる」との分析ぶんせきを公表こうひょうしました。

ロシアエネルギー施設しせつを攻撃こうげきウクライナ全土ぜんどで節電せつでん呼よびかけ

ウクライナ軍ぐんは16日にち、東部とうぶのハルキウ州しゅうやドネツク州しゅう、それに南部なんぶのヘルソン州しゅうで激はげしい反転はんてん攻勢こうせいを続つづける一方いっぽう、ロシア側がわが、ウクライナ国内こくないの重要じゅうようインフラや住宅じゅうたく地ちへの攻撃こうげきを行おこなっていると非難ひなんを強つよめています。

これについて、ロシア国防省こくぼうしょうは16日にち、こうした地域ちいきでウクライナ側がわへの砲撃ほうげきなどで損失そんしつを与あたえたと主張しゅちょうしていて、ウクライナ東部とうぶと南部なんぶを中心ちゅうしんに激はげしい戦闘せんとうが続つづいているものとみられます。

さらに、ロシア国防省こくぼうしょうは、軍事ぐんじ施設しせつのほか、エネルギー関連かんれん施設しせつへの攻撃こうげきを行おこなったと発表はっぴょうし、「ねらった攻撃こうげき対象たいしょうはすべて破壊はかいした」などと強調きょうちょうしています。

ウクライナ国営こくえいの電力でんりょく会社かいしゃは、16日にち、ロシアによるエネルギー関連かんれん施設しせつへの攻撃こうげきで電力でんりょく供給きょうきゅうに支障ししょうが出でる事態じたいとなっているとして、国内こくない全土ぜんどで夜間やかんの節電せつでんを呼よびかけるなど、前線ぜんせん以外いがいでも市民しみん生活せいかつへの影響えいきょうが広ひろがっています。