Japanese News: 南極で18.3度観測史上最高世界気象機関

南極なんきょくで18.3度ど観測かんそく史上しじょう最高さいこう世界せかい気象きしょう機関きかん

Feb 10, 2020 14:02

Furigana

ＷＭＯ＝世界せかい気象きしょう機関きかんは、南極なんきょくで観測かんそく史上しじょう最もっとも高たかい18.3度どが観測かんそくされたと発表はっぴょうし、氷こおりがとけて海面かいめんの上昇じょうしょうにつながると懸念けねんを示しめしました。

ＷＭＯは、南極なんきょく半島はんとう北端ほくたんの沿岸えんがん部ぶで今月こんげつ６ろく日にち、観測かんそく史上しじょう最もっとも高たかい18.3度どが観測かんそくされたと発表はっぴょうしました。

ＷＭＯでは暖あたたかい風かぜが山やまを越こえて吹き降ふきおろす「フェーン現象げんしょう」が影響えいきょうしたと分析ぶんせきしていて、当時とうじの気象きしょう状況じょうきょうなどすべてのデータを精査せいさするとしています。

南極なんきょくの年間ねんかんの平均へいきん気温きおんは沿岸えんがん部ぶのマイナス10度どから内陸ないりく部ぶのマイナス60度どまでいずれも氷点下ひょうてんかですが、今回こんかい観測かんそくされた気温きおんは2015年ねんに記録きろくされた最高さいこう気温きおん17.5度どを上回うわまわり、夏季かきでもこのような高温こうおんにはならないということです。