日本新闻: 10月の有効求人倍率全国平均1.25倍 2か月連続で前月上回る

10月つきの有効ゆうこう求人きゅうじん倍率ばいりつ全国ぜんこく平均へいきん1.25倍ばい 2か月かげつ連続れんぞくで前月ぜんげつ上回うわまわる

Nov 29, 2024 08:11 1

Furigana

10月つきの有効ゆうこう求人きゅうじん倍率ばいりつは全国ぜんこく平均へいきんで1.25倍ばいとなり、前まえの月つきを0.01ポイント上回うわまわりました。有効ゆうこう求人きゅうじん倍率ばいりつが前まえの月つきを上回うわまわるのは2か月かげつ連続れんぞくで厚生こうせい労働ろうどう省しょうは「建設けんせつ業ぎょうなどでは求人きゅうじんを控ひかえる動うごきがみられていたが、処遇しょぐうの改善かいぜんで人手ひとでを確保かくほしようとする企業きぎょうも出でてきている」としています。

厚生こうせい労働ろうどう省しょうによりますと、仕事しごとを求もとめている人ひと1人にんに対にたいして何なん人にんの求人きゅうじんがあるかを示しめす有効ゆうこう求人きゅうじん倍率ばいりつは、10月つき、全国ぜんこく平均へいきんで1.25倍ばいとなり、前まえの月つきを0.01ポイント上回うわまわりました。

有効ゆうこう求人きゅうじん倍率ばいりつが前まえの月つきを上回うわまわるのは2か月かげつ連続れんぞくです。

都道とどう府県ふけん別べつの有効ゆうこう求人きゅうじん倍率ばいりつを就業しゅうぎょう地ち別べつでみると最もっとも高たかいのは福井ふくい県けんで1.94倍ばい、次ついで山口やまぐち県けんが1.73倍ばい、香川かがわ県けんが1.65倍ばいとなりました。

また、最もっとも低ひくいのは、北海道ほっかいどうと大阪おおさか府ふで1.06倍ばい、次ついで、福岡ふくおか県けんが1.08倍ばいでした。

新規しんき求人きゅうじんを産業さんぎょう別べつにみると、去年きょねんの同おなじ月つきに比くらべて

▽「学術がくじゅつ研究けんきゅう、専門せんもん・技術ぎじゅつサービス業ぎょう」で8.9％、

▽「情報じょうほう通信つうしん業ぎょう」で6.4％増加ぞうかした一方いっぽう、

▽「宿泊しゅくはく業ぎょう、飲食いんしょくサービス業ぎょう」で6.5％の減少げんしょうとなりました。

厚生こうせい労働ろうどう省しょうは「物価ぶっか高だかの影響えいきょうで、建設けんせつ業ぎょうなどでは人手ひとで不足ふそくではあるものの求人きゅうじんを控ひかえる動うごきがみられていたが、賃上ちんあげなどの処遇しょぐうの改善かいぜんで人手ひとでを確保かくほしようという企業きぎょうも出でてきている。今後こんごも物価ぶっか高だかによる求人きゅうじんへの影響えいきょうを注視ちゅうししたい」とコメントしています。