日本新聞: 佐々木朗希 OP戦に先発 3回投げ5奪三振無失点「焦らず調整」

佐々木ささき朗あきら希まれ OP戦せんに先発せんぱつ 3回かい投なげ5奪だつ三振さんしん無む失点しってん「焦あせらず調整ちょうせい」

Mar 10, 2024 17:03

Furigana

プロ野球やきゅう、ロッテの佐々木ささき朗あきら希まれ投手とうしゅがソフトバンクとのオープン戦せんに先発せんぱつし、3回かいを投なげヒット4本ほんを打うたれながら、5つの三振さんしんを奪うばい無む失点しってんのピッチングを見みせ、開幕かいまくに向むけ「焦あせらず調整ちょうせいしたい」と話はなしました。

佐々木ささき投手とうしゅは10日にち、本拠地ほんきょちのZOZOマリンスタジアムで行おこなわれたソフトバンクとオープン戦せんに先発せんぱつし、ことし3回かい目めの実戦じっせん登板とうばんに臨のぞみました。

佐々木ささき投手とうしゅは1回かい、1番ばんに入はいったソフトバンクの柳田やなぎだ悠ゆう岐選手せんしゅに初球しょきゅうの156キロのストレートを捉とらえられてツーベースヒットを打うたれ、このあと4番ばんの山川やまかわ穂高ほたか選手せんしゅにフォアボールを与あたえるなど、2アウト一塁いちるい三塁さんるいのピンチを迎むかえました。

しかし、巨人きょじんから移籍いせきした5番ばんのウォーカー選手せんしゅをフォークボールで空振からぶり三振さんしんに打ち取うちとり、無む失点しってんで切り抜きりぬけました。

2回かいもヒット2本ほんを浴あびたほか、コントロールが定さだまらずにワイルドピッチやフォアボールなどで2アウト満塁まんるいのピンチを迎むかえましたが、2番ばんの今宮いまみや健太けんた選手せんしゅに対にたいし、ここもフォークボールで三振さんしんを奪うばって得点とくてんを与あたえず、3回かいもデットボールを与あたえるなどランナーを出だしましたが、無む失点しってんに抑おさえました。

佐々木ささき投手とうしゅは3回かい57球きゅうを投なげ、ヒット4本ほんを打うたれ、フォアボール2つ、デットボール1つとコントロールに課題かだいを残のこした一方いっぽう、5つの三振さんしんを奪うばうなど要所ようしょを締しめて無む失点しってんの内容ないようで、ストレートの最速さいそくは157キロでした。

佐々木ささき投手とうしゅは「球速きゅうそくもコントロールも、もっと早はやいカウントで思い切おもいきりいけたらいいと思おもう」と課題かだいを口くちにしました。

また、1週間しゅうかん前まえの登板とうばんでもコントロールに苦くるしんだことを受うけ、「ヒットもフォアボールもあったが、前まえより全体ぜんたい的てきにはまとまったのでよかった。シーズン入はいってトータルでみたときにいい数字すうじがでたらいいので、焦あせらず振り返ふりかえりながら調整ちょうせいしたい」と話はなしました。

東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいから13年ねん「ぼくにできることは野球やきゅうを頑張がんばること」

一方いっぽう、佐々木ささき投手とうしゅは、岩手いわて県けん陸前りくぜん高田たかだ市し出身しゅっしんで9歳さいのときに東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいで被災ひさいし、父親ちちおやと祖父母そふぼを津波つなみで亡なくしていて、3月つき11日にちで震災しんさいから13年ねんとなることについて、「ぼくにできることは野球やきゅうを頑張がんばることだと思おもうので、そこに集中しゅうちゅうして頑張がんばりたい」と話はなしていました。