およそ半年にわたって
宇宙に
滞在してきた
宇宙飛行士の
古川聡さんが
日本時間の11
日夜、
宇宙船に
乗り込み、
このあと
国際宇宙ステーションを
離れます。
宇宙船は12
日夜、
地球に
帰還する
予定です。
去年8月に国際宇宙ステーションに到着した古川聡さんら4人の宇宙飛行士は半年あまりにわたる滞在を終え、地球に帰還します。
4人は日本時間の11日夜、宇宙船に乗り込んで、午後10時すぎに宇宙ステーションと宇宙船を隔てるハッチが閉じられました。
このあと、宇宙船は宇宙ステーションを離れ、日本時間の12日午後6時半ごろ、アメリカ南部のフロリダ州沖に着水する予定です。
古川さんは今回が2回目の宇宙滞在で、新しい薬の開発につながる高品質のたんぱく質の結晶を作る実験や、今後の月や火星の探査を見据えた実験などさまざまな活動に取り組んできました。
今回の滞在を終えるにあたって、古川さんは「ここに着いたのがきのうのことのようで名残惜しい。地球に戻ってからもミッションの成果を伝えていきたい」と話していました。