일본어 뉴스: 鳥山明さん死去連載誌「週刊少年ジャンプ」印刷の工場長は

鳥山とりやま明あきらさん死去しきょ連載れんさい誌し「週刊しゅうかん少年ジャンプしょうねんじゃんぷ」印刷いんさつの工場こうじょう長ちょうは

Mar 13, 2024 17:03 4

Furigana

漫画まんが家かの鳥山とりやま明あきらさんが亡なくなったことを受うけ、代表だいひょう作さくの「DRAGON BALL」などが連載れんさいされた雑誌ざっし「週刊しゅうかん少年ジャンプしょうねんじゃんぷ」を印刷いんさつしている茨城いばらき県けんの工場こうじょうの責任せきにん者しゃは、「もう少もうすこし鳥山とりやま先生せんせいのお手伝おてつだいがしたかったので、寂さびしいです」と胸むねの内うちを語かたりました。

茨城いばらき県けん五霞ごか町まちにある共同きょうどう印刷いんさつの五霞ごか工場こうじょうは、「DRAGON BALL」が「週刊しゅうかん少年ジャンプしょうねんじゃんぷ」に連載れんさいされていた1993年ねんに、印刷いんさつと製本せいほんを一貫いっかんしてできる工場こうじょうとして竣工しゅんこう（しゅんこう）し、それ以降いこう、この雑誌ざっしの印刷いんさつを担になっています。

工場こうじょうでは、来週らいしゅう発売はつばいされる雑誌ざっしの印刷いんさつと製本せいほんの作業さぎょうが山場やまばを迎むかえていて、輪転りんてん機きが大おおきな音おとを立たてていました。

工場こうじょう長ちょうの雨宮あまみや弘明ひろあきさんは、1993年ねんに入社にゅうしゃしてまもなく五霞ごか工場こうじょうに配属はいぞくされ、合あわせて15年ねん程ほどこの工場こうじょうに勤務きんむしています。

雨宮あまみやさんは小学生しょうがくせいのころ、「Dr.スランプ」の目新めあたらしい絵柄えがらや未来みらい的てきな乗り物のりものに衝撃しょうげきを受うけて以来いらい、鳥山とりやま明あきらさんのファンでしたが、五霞ごか工場こうじょうに配属はいぞくされるまで「ジャンプ」を印刷いんさつしているとは知しらなかったということです。

1994年ねんには1週しゅうで653万まん部ぶが発行はっこうされて歴代れきだい最多さいたを記録きろくし、五霞ごか工場こうじょうでは、交代こうたい制せいで24時間じかんフル稼働かどうで印刷いんさつしていたということです。

雨宮あまみやさんは「『DRAGON BALL』の孫悟空そんごくうが、毎週まいしゅうのように成長せいちょうして強つよくなっていくと、われわれも技術ぎじゅつをつけて一緒いっしょになって成長せいちょうし、どんどん世の中よのなかの人ひとに見みてもらおうという気持きもちでいました。世界一せかいいちの発行はっこう部数ぶすうともいわれた雑誌ざっしに携たずさわれたことは非常ひじょうに誇ほこらしかった」と当時とうじを振り返ふりかえりました。

工場こうじょうでは、担当たんとう者しゃが印刷いんさつされたページのインクの色合いろあいいやにじみがないかを丹念たんねんにチェックするということですが、雨宮あまみやさんは「『DRAGON BALL』の印刷いんさつを誰だれが担当たんとうするか毎週まいしゅうのように取り合とりあいになったり、印刷いんさつしたあとの検査けんさに明あきらかに時間じかんがかかっていて、内容ないように夢中むちゅうになっているとしか思おもえない社員しゃいんもいたりしたほど、みんなが連載れんさいに夢中むちゅうだった」と話はなしていました。

鳥山とりやま明あきらさんが亡なくなったことについて雨宮あまみやさんは、「もう少もうすこし鳥山とりやま先生せんせいのお手伝おてつだいがしたかったので寂さびしい。ただ、印刷いんさつを通をつうじて形かたちを残のこし継承けいしょうしていくところにはまだまだ携たずさわれるので、これからも鳥山とりやま先生せんせいの夢ゆめを印刷いんさつして、子こどもたちに届とどけていきたい」と話はなしていました。