日本新聞: 衆議院選挙後初の閣議落選の牧原法相と小里農相も出席

衆議院しゅうぎいん選挙せんきょ後ご初はつの閣議かくぎ落選らくせんの牧原まきはら法相ほうしょうと小里おざと農相のうしょうも出席しゅっせき

Oct 29, 2024 12:10

Furigana

石破いしば総理そうり大臣だいじんは、午前ごぜん10時じ前まえ、総理そうり大臣だいじん官邸かんていに入はいった際さい、記者きしゃ団だんに対にたいし「おはようございます」とあいさつしました。そして、衆議院しゅうぎいん選挙せんきょのあと最初さいしょとなる閣議かくぎに臨のぞみました。閣議かくぎには、今回こんかいの選挙せんきょで落選らくせんし、議席ぎせきを確保かくほできなかった牧原まきはら法務ほうむ大臣だいじんと小里おざと農林のうりん水産すいさん大臣だいじんも出席しゅっせきしました。

牧原まきはら法務ほうむ相しょう “後任こうにん人事じんじまで職責しょくせき果はたす”

今回こんかいの衆議院しゅうぎいん選挙せんきょで落選らくせんした牧原まきはら法務ほうむ大臣だいじんは、後任こうにんの閣僚かくりょう人事じんじが行おこなわれるまでの間まは、大臣だいじんとしての職責しょくせきを果はたしていきたいという考かんがえを示しめしました。

牧原まきはら法務ほうむ大臣だいじんは27日にち、投開票とうかいひょうが行おこなわれた衆議院しゅうぎいん選挙せんきょで、埼玉さいたま5区くから立候補りっこうほしましたが敗やぶれ、重複じゅうふく立候補りっこうほした比例ひれい代表だいひょうの北きた関東かんとうブロックでも惜敗せきはい率りつで及およばず、落選らくせんしました。

牧原まきはら法務ほうむ大臣だいじんは、閣議かくぎのあとの記者きしゃ会見かいけんで、選挙せんきょ結果けっかへの受け止うけとめを問とわれ「私わたし自身じしんの選挙せんきょ結果けっかについてどのように受け止うけとめるかについては、熟慮じゅくりょして適切てきせつに考かんがえていきたいと思おもっている」と述のべました。

その上うえで自身じしんの閣僚かくりょうとしての進退しんたいについて「閣僚かくりょうの人事じんじは、総理そうりが決きめることであり、私わたしから申し上もうしあげることは差し控さしひかえるが、いずれしても、その間そのかんは、法務ほうむ大臣だいじんとして引き続ひきつづき責務せきむを果はたしていくという所存しょぞんだ。現時点げんじてんで辞任じにんの申し出もうしでなどは特とくにしていない」と述のべました。

小里おざと農相のうしょう “国民こくみんに申し訳もうしわけない”

小里おざと農林のうりん水産すいさん大臣だいじんは先さきの衆議院しゅうぎいん選挙せんきょで小しょう選挙せんきょ区くの鹿児島かごしま3区くで敗やぶれ、重複じゅうふく立候補りっこうほした比例ひれい代表だいひょうの九州きゅうしゅうブロックでも惜敗せきはい率りつで及およばず落選らくせんしました。

小里おざと大臣だいじんは29日にちの閣議かくぎのあと総理そうり大臣だいじん官邸かんていで記者きしゃ団だんに対にたいし「議員ぎいんの身分みぶんを失うしなう以上いじょう、大臣だいじんとしての役割やくわりを果はたすことはできず、当然とうぜん、辞任じにんすることになる。きょう、石破いしば総理そうり大臣だいじんに『任務にんむを続つづけていけなくなり申し訳もうしわけない』とおわびし、総理そうりからは『再起さいきを期きして頑張がんばってほしい』と慰労いろうのことばがあった」と述のべました。

そして、辞任じにんの時期じきは総理そうり大臣だいじんの判断はんだんに従したがうとしたうえで「これからの農政のうせいのビジョンや方向ほうこう性せいを持ち合もちあわせていたが実行じっこうできなくなり、大変たいへん悲痛ひつうな思おもいがある。国民こくみんに申し訳もうしわけない気持きもちでいっぱいだ」と述のべました。