フリーランスで
働く人を
保護する
法律が11
月1
日施行され、
労働団体の
連合は
業務でけが
などをしたフリーランスが
国の
労災保険で
補償を
受けられるよう
支援する
新たな
団体の
運営を
開始しました。
東京 千代田区の連合本部に設けられたのは「連合フリーランス労災保険センター」で、およそ10人の担当者が業務にあたっています。
フリーランスを保護する法律の施行に合わせて、企業などから業務委託を受けて働くすべてのフリーランスは、みずから保険料を支払えば国の労災保険に特別加入できるようになりました。
そこで、連合が運営する新団体は、特別加入の手続きや、事故が発生した時に補償を受けるための申請の支援、加入者に対して教育を行い相談に応じることにしています。
連合がことし6月に1000人のフリーランスを対象にした調査では、2割の人が仕事中や通勤中に休業しなければならないようなけがや病気をしたことがあると答え、そのうちの半数近くが1か月以上働けなくなっていたということです。
新団体への加入は全国の地方組織でも受け付けていて、連合の清水秀行事務局長は「連合は“必ずそばにいる存在”だとずっと訴えていてフリーランスの人の声も大事にしながら職場環境を改善する運動を一緒に行っていきたい」と話していました。