警察は、自首してきた自称・会社員で横浜市鶴見区に住む、伊藤龍稀容疑者(22)を殺人の疑いで逮捕しました。
2人は交際歴があり「交際相手とけんかをしている」などという通報はおととしから今月にかけて冨永さん本人や第三者からあわせて4回、警察に寄せられていました。
このうち、3回目に当たる去年12月の通報は、容疑者の自宅の近くに住む人から「男女の言い争う声が聞こえる」という内容で、警察によりますと、このとき冨永さんは「別れ話をしていたら『殺す』と言われた。首を絞められた」などと駆けつけた警察官に話していたということです。
その後、警察が電話で連絡をしたところ「あのあと、仲直りした。トラブルがないように関係を続けたい」と話したということです。
警察は2人の交際時の状況について詳しく調べています。
「朝起きたら、自宅につきあっていた元彼がいた。『合鍵』を使って入ってきた。話し合って帰ってもらった」といった内容で、返信はその後、途絶えました。 また、事件が起きる前の日には、アルバイト先に突然やってきたため、冨永さんの親を交えて話し合ったことも打ち明けられていたということです。 友人は、冨永さんがこの「元彼」と、以前働いていた飲食店で知り合い、交際することになったものの暴力を受けて別れたことも聞いていました。 友人は「交際していた相手の名前は聞いていませんでした。逮捕された男だとしたら、許せません」と話していました。
事件はその直後に起きていて、女性は「マンションはオートロックで住民以外は入れないはず。待ち伏せしていたと思うと、すごく怖いです」と話していました。
冨永さんの友人にSNSでメッセージ
事件直前「黒い服を着た男性が立っていた」