日本政府観光局によりますと先月、日本を訪れた外国人旅行者は推計で325万8100人で、2月としては、これまでで最も多かった去年を大幅に上回り、過去最多となりました。
旧正月の春節に合わせた大型連休に伴い、中国などからの旅行需要が高まったほか、アメリカやオーストラリアを中心にスキーなどを目的とした旅行者が増えたことが主な要因です。
国や地域別では
▽韓国が去年の同じ時期と比べて3.5%多い84万7300人
▽中国が57.3%多い72万2700人などとなったほか
▽アメリカは28.8%増えて19万1500人
▽オーストラリアは、33.5%増えて8万8800人となりました。
このほか、アジアやヨーロッパなど、幅広い地域で2月として過去最多となりました。
日本政府観光局は、「2月は比較的、旅行者が少ない時期だが、その中でも過去最高を更新して300万人を超えたことは、インバウンド需要が好調な今の状況を表している」と分析しています。