これはロンドンのヒースロー空港が21日未明にSNS上で明らかにしたものです。
それによりますと空港に電力を供給している変電所で起きた火災の影響で大規模な停電が発生し、21日は午後11時59分まで終日、空港を閉鎖するとしています。
航空機の位置情報などを公開する「フライトレーダー24」のデータによりますと、ヒースロー空港行きの多くの便がほかの空港に向かうことを余儀なくされています。
また、空港を発着する1300便以上に影響が出る見込みだとしています。
ロイター通信は空港の広報担当者の話として、電力の復旧の見通しは不明で今後数日間は大きな混乱が予想されると伝えています。
ヒースロー空港は乗客に対し、空港には訪れず、詳細については航空会社に問い合わせるよう呼びかけています。
ホームページによりますとヒースロー空港は世界で2番目、ヨーロッパでは最も利用客が多く、人の移動や国際物流への影響も懸念されます。