ソフトバンク
グループの
昨年度の
最終的な
利益が4
兆円を
超え、
国内企業では
過去最高となりました。
世界的な
株高を
背景に
投資先企業の
新規上場や
株価の
値上がりで
利益が
押し上げられました。
ソフトバンクグループが、12日発表した昨年度のグループ全体の決算は最終的な利益が4兆9879億円となりました。
世界的な株高を背景にアメリカのIT企業ウーバーなど投資先の企業の株価が値上がりしたことに加え、アメリカの料理宅配のドアダッシュや韓国のネット通販のクーパンが新たに上場したことで、保有する株式の評価益が底上げされました。
また、通信子会社のソフトバンクや、ヤフーとLINEを傘下におくZホールディングスといったグループの会社の業績も好調でした。
前の年度の決算は、新型コロナウイルスの感染拡大を背景とした金融市場の動揺などの影響で9615億円の赤字でしたが、一転して巨額の黒字となりました。
SMBC日興証券によりますと、4兆円を超える最終利益は東京証券取引所に上場する日本企業としてこれまでで最高になります。