Actualités japonaises: 沖縄本土復帰49年玉城知事「米軍専用施設全国の50％以下に」

沖縄おきなわ本土ほんど復帰ふっき49年ねん玉城たまき知事ちじ「米べい軍ぐん専用せんよう施設しせつ全国ぜんこくの50％以下いかに」

May 15, 2021 05:05 0

Furigana

沖縄おきなわが本土ほんどに復帰ふっきしてから15日にちで49年ねんとなります。沖縄おきなわが抱かかえるアメリカ軍ぐん基地きちの負担ふたんは依然いぜんとして重おもく、玉城たまき知事ちじは、全国ぜんこくに占しめる沖縄おきなわのアメリカ軍ぐん専用せんよう施設しせつの割合わりあいを50％以下いかにするよう日にち米べい両りょう政府せいふに求もとめる方針ほうしんです。

49年ねん前まえの昭和しょうわ47年ねんの5月つき15日にち、沖縄おきなわは戦後せんご27年間ねんかんにわたるアメリカの統治とうち下かの時代じだいを経へて、本土ほんどに復帰ふっきしました。

沖縄おきなわ県けんは、復帰ふっき後ごも残のこされたアメリカ軍ぐん基地きちの返還へんかんを訴うったえ続つづけ、これまでに復帰ふっき当時とうじの35％に相当そうとうする基地きちが返還へんかんされて、商業しょうぎょう地区ちくなどとして再さい開発かいはつが進すすめられました。

ただ、今いまも全国ぜんこくの在日ざいにちアメリカ軍ぐん専用せんよう施設しせつの70％が沖縄おきなわに集中しゅうちゅうし、軍用ぐんよう機きの騒音そうおんや低空ていくう飛行ひこう、さらに兵士へいしが起おこす事件じけんなど基地きちから派生はせいする被害ひがいは後ごを絶たちません。

また、返還へんかんの条件じょうけんとして基地きちを県内けんないに移設いせつするケースもあり、このうち、普天間ふてんま基地きちの移設いせつ先さきである名護なご市し辺野古へのこ沖おきでは、県内けんないの多おおくの反対はんたいがある中なか、埋め立うめたて工事こうじが着々ちゃくちゃくと進すすめられています。

沖縄おきなわ県けんの玉城たまき知事ちじは、来年らいねんの復帰ふっき50年ねんの節目ふしめに向むけて、全国ぜんこくに占しめる沖縄おきなわのアメリカ軍ぐん専用せんよう施設しせつの割合わりあいを50％以下いかにするよう日にち米べい両りょう政府せいふに求もとめる方針ほうしんです。

玉城たまき知事ちじは、本土ほんど復帰ふっき49年ねんについて14日にちの記者きしゃ会見かいけんで「先人せんじんたちの努力どりょくが、49年間ねんかんで、着実ちゃくじつに積み重つみかさねられてきたと受け止うけとめている。沖縄おきなわが抱かかえる問題もんだいの解決かいけつに取り組とりくみ、誇ほこりある沖縄おきなわを未来みらいに託たくせるよう全身ぜんしん全霊ぜんれいを注そそいでいきたい」と述のべました。