日本の
通信会社のインド
駐在員、
南原裕樹さんも
今月21
日の
便で
日本に
退避することになりました。
会社からは退避の理由について病院のベッドの空きがほぼないことや新型コロナウイルス以外の病気にかかった場合に治療を受けられる可能性が低いことなどが告げられたということです。
現在は在宅勤務を続けているという南原さんは「感染が怖いので週に1回水を買う時以外は家から出ない生活を続けています。何週間も続いているのでストレスもたまっています」と話していました。
また日本人専用のPCR検査場が設けられることについては「非常に感謝しています。たくさんの人がいる中での検査を受けるリスクとか証明書をスムーズに入手できるのかという課題が解消されるので、帰国する立場としては安心できます」と話しています。
一方、インドで変異ウイルスが広がっていることへの対策として日本政府はインドと周辺の2か国からの入国者に対し水際対策を強化しています。
現在、海外から入国する人は原則14日間の自宅待機などが求められますが、インドなどからの入国者は検疫所が指定する宿泊施設でまず6日間待機することになっています。
その後、入国してから3日目と6日目に実施されるウイルス検査で陰性の場合、自宅などでの待機に移ることができるようになります。
人口13億の巨大市場へ日系企業の進出続く
人口13
億の
巨大市場や
高い経済成長への
期待からインドに
進出する
日系企業は
増え
続けています。
2014年にモディ首相が日本を訪問し、当時の安倍総理大臣との間で日印関係が「特別戦略的グローバルパートナーシップ」に格上げされてからは、日本からの投資や進出がさらに活発になっています。
JETRO=日本貿易振興機構ニューデリー事務所によりますとインドに進出した日系企業は去年の時点で1455社と、この10年間でほぼ2倍になっています。
以前は自動車メーカーやその関連企業の進出が多くを占めていましたが、最近では大手衣料品チェーンの「ユニクロ」やカレーチェーン「Coco壱番屋」など小売りやサービス業の進出も相次いでいます。
駐インド大使「安全の確保に努める」
インドでは
今月3
日、40
代の
日本人女性が
死亡し、
現地の
日本大使館によりますとインドで
新型コロナウイルスに
感染した
日本人の
死亡が
確認されたのは
これが
初めてとみられています。
外務省は今月2日、インドに滞在する日本人にスポット情報を発表し、医療体制のひっ迫で感染して重症化した場合でも適切な医療が受けられない可能性があるとして一時帰国を検討するよう促しました。
一方、インドに滞在する日本人からは感染拡大でPCR検査が滞り日本への入国に必要となる検査証明書を受け取れないという声が出るなどしたため、現地の日本大使館は日本人会や商工会とも協力して首都ニューデリー近郊に日本人専用の臨時のPCR検査場を設けることになりました。
臨時の検査場は17日から始まり、帰国便のフライトに合わせてインドに滞在する日本人なら誰でも無料で検査を受けられるということです。
ニューデリーに駐在する鈴木哲大使はNHKとのオンラインのインタビューで「1つはいざ感染した時に医療を受けられるか、また帰国にあたってPCR検査を迅速に受けられるかという大きな不安がある。大使館としては在留邦人の方々と一体になって安全の確保に努めていく」と述べました。
三重四日市地下駐車場浸水地下2階でも100台ほど被害
今月12日の記録的な大雨で浸水した三重県四日市市の地下駐車場では排水作業が進み、水につかる被害を受けた車は地下1階の180台に加え、地下2階でも少なくとも100台ほどあることが国土交通省の調査でわかりました。国土交通省が被害状況の確認を進めています。
N2
Source: NHK
50
Sep 16, 2025 12:09
三重 四日市 地下駐車場の冠水すべて解消 車の搬出めど立たず
今月12日の記録的な大雨で水没し、270台余りの車が被害を受けた三重県四日市市の地下駐車場について、国土交通省は17日午前までに排水作業が完了し、すべての冠水が解消したと発表しました。一方、車は駐車場に残されたままの状態で搬出できるめどは立っていないということです。
N2
Source: NHK
6
Sep 17, 2025 17:09